【黒バス】俺らキセキの世代とは違うんだけど① (ページ32)

今日:2 hit、昨日:10 hit、合計:72,547 hit

緑色と黒色6 ページ32

【杏谷side】

秀徳監督(中谷監督)「誠凛(あちらさん)はまずなんとか緑間止めに来るよねぇ…うん。いくつかパターンあるけど……どーしよっかなぁ…」

現時点で、テツヤを入れて誠凛にメリットはない筈

なら……

緑間「監督」

秀徳監督(中谷監督)「ん？」

緑間「第二Q全部、俺にボールください」

………ん？

杏谷「ﾌﾌｯ、真太郎くーん♡もう一回言ってみてくれるかなぁ？お姉さん聞こえなかったぁ」

秀徳「「」」

緑間「第二Q全部、俺にボールください」

いや素直すぎかよ

高尾「ﾌﾞﾌｯ！どんだけ唯我独尊だよw！マジ好きそういうの！wwてか真ちゃんwそんなに素直にならんでもw」

今のは大坪さん達が怒るのもわかる

逆になんで和成は笑ってんだ

緑間「どんな手で来ようが、全て俺が叩き潰す」

まさか、真太郎がこんなこと言うなんてね…

杏谷「……いいじゃないですか。真太郎(エース)に任せましょうよ。
あと和成！試合開始直後は、絶対テツヤから目を離さないで______バックチップには警戒してね？」

高尾「え…？はい…
(先輩の勘当たるんだよなぁ…)」

＿＿＿

開始早々バックチップを止めた

何か仕掛けてくるとは思ってたけどね…流石はリコちゃん

相手監督のリコちゃん、かなり頭がキレるみたいだし

それに、真太郎は3Pだけじゃないんだよ

一瞬でも気を抜くなら止められない

青磁と同じくらい背の高い真太郎が投げるからこそ、打点が高くて止められない

これだけ力の差を見せられても諦めない誠凛

テツヤがいるから…かな

＿＿＿

【萩本side】

それからも点差をズルズルと離され、前半を終えた

ひとまず黒子君を下げて開始した第三Qだけど、更に点差を開かれていた

けど……

飴宮「火神(あいつ)、試合中にどんどん高く……！！」

！！！

相田/飴宮/萩本「「(あった！突破口！！)」」

＿＿＿

飴宮「さっきから、確かに緑間のシュートは止められるようになってきてる……と言っても爪掠る程度だけど…」

ｶﾞｺﾝｯ！))

ただそれが止められたとしても、秀徳には東京屈指の大型Cの大坪さんがいる

なら、大坪さんに二人マークをつけ、火神だけで緑間君を止める

最初は敵わなかった

けど今は……

緑間「ｼｭｯ))」

火神「ﾀﾞﾝｯ))ﾊﾞﾁｨｯ！))」

火神君が緑間君を止め、絶好のカウンターチャンス…！

伊月「ｼｭｯ))」

ｽﾊﾟｯ))ピーーー！！

火神「(勝つんだ…俺一人でも…！)」

飴宮「…」