【黒バス】俺らキセキの世代とは違うんだけど① (ページ24)

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茶色と飴色8 ページ24

【飴宮side】

茶畑「俺は…“天才”なんて言われていたが…全く天才じゃない…俺は“生まれ持った才能”なんかじゃないんだ…」

飴宮「…」

茶畑「俺は天才じゃない、“努力の魂”だ。ずっと…引退してからも…受験勉強時間を削ってでもバスケに触れてきた…俺には自分のバスケは“ない”。
そうさ、俺は教科書にしか頼れなかったんだ。ずっと一緒にいた“藍川”や先輩達も、お前らと同じで“天才型”だったからな……帝光でレギュラーとるには、頼る相手がいなかった。それこそ“教科書”しかな…！」

確かに茶畑さんは人一倍努力していたと思う

言っちゃ悪いかもしれないが、“天才型の選手ではなかった”

よく、『俺は天才じゃない、秀才だったら嬉しいけど！』って言ってた…

そして、『秀才だからこそ、最初が肝心なんだよ』とも…

茶畑「俺は……お前らとは違う。俺は…“藍川”や“あの人”とも違う！お前らと渡り合えるような奴じゃない！所詮俺は凡人なんだからな…！ﾀﾞﾑｯ))」

！今まで普通のリズムだったのに…古武術を使った(正邦独特の)リズムに変わった…！？

ピーーーッ！

審判「ファウル！誠凛(白)１４番！！」

日向「まさかあれが…」

伊月「茶畑の隠していた力…！」

教科書だけでなく、古武術も使ってるってか…

しかも俺も古武術で体力削られてきてる…！

茶畑「ｼｭｯ))」

日向「ﾀﾞﾝｯ))
(確かにブロックできそうなシュートフォーム！！けど、打点が高すぎる…！！)」

唯一教科書と違うのは、“身長が高いから打点が高すぎる”ところ…

ｽﾊﾟｧｯ！))ピーーー！！

それが茶畑さんの、弱点であり強さだ

茶畑「(本当は怖かっただけなんだ…後ろから迫ってくるように力をつけるお前が…
…だが、凡人の延長戦でも譲れないものがある)
来いよ誠凛…飴宮……トドメを刺してやる…」

伊月「ﾀﾞﾑﾀﾞﾑｯ))
(あと6点…勝つためにはあと7点以上…つまり、少なくとも3本は必要だ……だったら)ﾋﾞｯ))」

黒子「ﾊﾞｼｯ))」

日向「ﾊﾟｼｯ))ｼｭｯ))」

ﾊﾞｼｭｯ！))ピーーー！！

黒子が向きを変え、日向先輩が3Pを打った