【黒バス】俺らキセキの世代とは違うんだけど① (ページ1)

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飴色の影ページ1

【？side】

火神「______これでおしまいだからな！！」ﾀﾞｧｧｧﾝｯ！))

ビーーーッ！審判「試合終了！」

今、俺が通っている学校、“誠凛高校”バスケ部は海常高校との練習試合に勝利した

その試合を二階から観ていた俺＿＿＿飴宮桜太(あめみやおうた)は、今は帰宅部だ

この試合観てから入部を決めようと思っていた為、わざわざ練習試合を観に神奈川までやって来たのだ

飴宮「……帰るか」

＿＿＿

【黄瀬side】

水道場で軽く頭を冷やし、自分の手を見つめた

…負けたんだ…

？「お前の双子座は今日の運勢最悪だったのだが、まさか負けるとは思わなかったのだよ」

黄瀬「観に来てたんスか…緑間っち…」

そこには中学時代の緑色の仲間の姿があった

緑間「まあ、どちらが勝っても不快な試合だったが…
猿でもできるダンクの応酬。運命に選ばれるはずもない」

黄瀬「…中学以来ッスね、お久しぶりッス。テーピングも相変わらずッスね。
つか、別にダンクでもなんでもいいじゃないッスか！入れば！」

緑間「だからお前はダメなのだよ。近くからは入れて当然。シュートは遠くから入れてこそ価値があるのだよ。
『人事を尽くして天命を待つ』という言葉を習わなかったのか。まず最善の努力。そこから初めて、運命に選ばれる資格を得るのだよ」

そう言って緑間っちは俺にタオルを投げた

緑間「俺は人事を尽くしている。そして、おは朝占いのラッキーアイテムは必ず身に付けている。ちなみに今日は“蛙の玩具”だ。だから俺のシュートは落ちん」

毎回思うけど、最後の意味わからん…

これが“キセキの世代No.1シューター”…

黄瀬「つか、俺より黒子っちと話さなくて良いんスか？」

緑間「必要ない。B型の俺とA型の黒子(アイツ)では、相性が最悪なのだよ。アイツのスタイルは認めているし、むしろ尊敬すらしている。だが、誠凛などと無名の新設校に行ったのはいただけない。
地区予選であたるから来てみれば、正直話にならないな……ん？」

？「緑間テメェ！渋滞に捕まったら一人で先に行きやがって！なんか超恥ずかしいだろうが！！」

そこに、自転車(の後ろに大きなカゴ(？)がついているもの)を漕いでいる男子がやって来る

緑間「まあ、今日は試合を見に来ただけだ。だが先に謝っておくのだよ。秀徳(俺達)が誠凛に負けるという運命はあり得ない。残念だが、リベンジは諦めた方がいい」

そう言うと、緑間っちは背を向けて帰って行った