第 2 話 ページ4
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「＿＿え、死……？」
一気に静かになる部室。
本当は言う気のなかった事、口から出てしまったものはしょうがない。
「サ、サーセン！！！俺そんなこと知らずに……！！」
「いいんだ田中！……でもまぁ後悔する前に本気で好きなこと伝えとけよ！」
「っはい！」
その後すぐ俺が着替えを再開したので二年'sも着替え始める。
月島は山口と速攻出て行き、俺は旭とその後入ってきたスガと話しながら着替え、二人より先に部室を出る。
部室の扉を閉め、柵に手を乗せ夜空を見る。
＿＿あの時も、こんな空だった。
「戻れたら、いいのになぁ……」
そんな非現実的なことを考えていてもしょうがない。
俺はまだ体育館で練習しているであろう影山と日向に声をかけるべく体育館へと向かった。
誰かに聞かれているとも知らずに。
＿＿＿＿＿
「本当よくやるよなぁ〜明日に響いたりしねぇのかな」
「体力バカだからな、寝たら疲労なんてすっ飛ぶんだろ」
「ﾊﾊｯ確かにな！」
影山と日向を部室に行かした後、階段下で二人をスガと待つ。
すぐに高速で着替えた2人を帰らした後、部室の鍵を閉め帰る。
今日は少し遅くなったので、いつもはちょっと駄弁るスガとは早めに解散し、一人家までの道を歩く。
主将になって、一年が入部して。
忙しくてあまり思い出すことのなかったあの子。
思い出す度に声を忘れて、顔もぼんやりとしか思い出せなくなって。
その度、卒アル見て『あぁ、こんな顔だった』『ちゃんと生きてた』と感じる。
……いつも笑顔だったあの子の最後は残酷なもので。
「…あぁ」
次、あの子を思い出す時は笑顔でいられますように。
涙なんて溢れませんように。
いつかあの子と見た星へと祈った。
第2話▪後悔
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夏(プロフ) - コメントありがとうございます👌めっちゃ掛け持ちしてるので更新が遅くてすみません。早めに更新出来るように頑張ります！ (5月12日 18時) (
レス) id: c735372d58 (このIDを非表示/違反報告)
ねこみや(プロフ) - めっちゃ好きです、、続きが気になる（ ; ; ） (2023年5月12日 7時) (レス) @page8 id: 3ca32de087 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夏 | 作成日時：2023年2月27日 8時
