コネクト4[ARS] (ページ3)

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和也side
予定通り7時45分にラビを出て、俺らは魔法石のある鉱山に向かっている。
ハーレムというラビから北に行ったところにある街の近くに鉱山はある。
今は冬だからあまり登れないけど、
麓には魔法石が売っている店もあるから問題なく手に入る。
操縦は翔さんがしていて、空気のコントロールやほこりから守るシールドを雅紀が張っている。
智くんはジュータンに乗ってすぐに寝てしまった。
．
A「何時ごろ到着予定？」
翔「10時前かな。ここからだと2時間ほど。」
A「そっか。
ねぇ、仕事してていい？」
翔「いいよ。」
俺の隣で持ってきていたパソコンを開いた。
潤くんは本を片手に読書中。
俺は毎回のごとくゲームだ。
雅「寒くない？」
潤「平気。あっためてくれてんの？」
雅「うん、翔ちゃんにも手伝ってもらってるけど。
さすがに真冬の空は凍えるからね。」
潤「俺は絶対無理だな。」
A「なんか手伝えることあったら言ってね。
運転はまだできないけど。」
雅「うん、ありがとね。」
Aはまたパソコンに視線を戻した。
横から覗き込んだら、ラビのじゃなくて涼風家の仕事だった。
A「ん？」
和「ううん、何でもないよ。」
俺の視線に気づいたAに首を振る。
よくやるよねー。