Episode 2 ページ3
『雑誌越しの彼』
「ふぉぉぉ！！！」
とある夕方、
たまたま用があって仕事の帰りに立ち寄った本屋
ちらっと雑誌のコーナーを覗くと、
裕太が沢山いた。笑
表紙なおかげでやけに目が合う笑
「えぇーほとんど裕太じゃん…凄」(ボソッ)
さすがに沢山いてびっくりした。
手前にあった1冊を手に取りパラパラと中を見る。
確かにちょっと前、宣伝で雑誌の撮影が増えて大変だとか嘆いてたな…笑
内心早く終わらないかなーとか思ってんだろうな…
そう思いながら撮ってるって考えるとちょっとシュールだなこれ笑
そんなこと思いながら見てると
女子高生位の女の子2人が雑誌コーナーに来た
「ほら！ほぼ玉ちゃんなのやばくない？！」
「うわ〜イケメンすぎて目の保養！」
「ね！笑 さーて、今日はどのイケメン玉ちゃんをお迎えしよっかなぁ〜！！！笑」
「どれもいいなぁ…！お金あったら全部買いしめるのに」
「それな、無理矢理にでもバイト増やしとけば良かったわ…」
「ガチ100億積むから会ってくれないかな」
「いやいや笑会えるならいくらでも出すわ笑」
そんな会話をしながら
雑誌を何冊か持ってレジへ向かう女の子たち
「…」
玉森裕太は女子高生にも人気なのか…。
てか100億なんてすごい話してるな女子高生
おばさんついていけないわ(((
そんなこと思いながら
片っ端から裕太が表紙の雑誌を手に取る
私は自分が買う予定だったものそっちのけで裕太の雑誌を買うことにした笑
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 203人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：桃 葉 こ な つ | 作成日時：2023年1月22日 4時
