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そして帰ってきたハリーを賞賛した後、ハリーとロン、ハーマイオニーは3人でハグリッドの所へ行くと言っていたが、私はお腹が空いたので今回はパスしておいた。
自分の部屋に行き、朝スイッチを押していた炊飯器を開く。
もうご飯は炊けているみたいだ。
サランラップと塩を取り出しておにぎりをつくる。
このラップだったり炊飯器は天人がきてから普及し始めたなぁなんて思いながらおにぎりを握り終わり、5つほどできたおにぎりを食べる。
『ヅラが握ったおにぎりの方が美味しいなぁ。』
そう言いながらおにぎりを食べ終わり、ハーマイオニー達を探すか、なんて思って寮からでる。
ホグワーツ内の廊下を歩いていると、ドラコに遭遇した。
「あ、ドラコ。ハリー達みてない?」
そう声をかけるとドラコは振り向いた。
ドラ「ポッターなら見ていないが?...なにかついているぞ。」
ドラコは自分の口元を指さしてそう言った。
私は自分の右の頬辺りを手で触るが、ドラコに逆だ。と言われる。
ドラコは私の左の口の端に親指で触れた。
ドラ「これは...米か?」
ドラコは自分の親指に着いた米を見ながらそう言った。
「うん、さっきおにぎり食べたの。ついてたとか恥ずかしすぎる。」
私がそう言うと、ドラコは親指についた米を食べた。
ドラ「これだけ少ないと味が分からないな。」
「そりゃあね。今度おにぎり作ったげよっか?」
ドラ「あぁ。...そういえば君はこの休暇は日本に帰るのか?」
「え?あー、どーしよ。」
仕事溜まってるかなぁ。
あまり長い間休んでたら常連さんにも来てもらえなくなるし少し戻って仕事受け取った方がいいかなぁ。
最近戦ってないし戦闘もしたいかも。
「うん、帰ろっかな。ドラコは?」
ドラ「僕も家に帰るさ。クリスマスのパーティもあるからね。」
「クリスマス??あぁ、そういえばそんなのもあったなぁ。」
ドラ「?、いつも祝わないのかい?」
「まぁ、1人でクリスマスだ!きゃっほぉぉい!!なんて言ってても虚しいじゃん?」
ドラ「クリスマスはいつも一人なのか?」
「家族も居ないしねぇ。クリスマスも仕事だわ。」
ドラ「仕事?君その年で仕事してるのか?」
「生きてく為にお金は必要だし。親の遺産とかもないし。」
いや、魔法界のお金はあるけどもね。
グリンゴッツに。
ドラ「なんの仕事をしているんだ?」
「万事屋...何でも屋みたいなものだよ。」
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凛 - 早く続きが見たいです!ゆっくりでもいいので更新待ってます! (2022年12月14日 18時) (レス) @page38 id: 2bc0f45ebb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:COCOA | 作成日時:2020年6月10日 22時