104期訓練兵のお姉さん

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あれから日付は変わり、今日は調査兵団が壁外調査に出発すると言う。



エレ「A姉さん！一緒に見に行こう！」



「うん、そうだね。行こうか。」



コニ「気をつけて行ってこいよ〜！」



「うん。」



そう返事をしながらエレンと共に外に出る。



「あ、ミカサにアルミン。」



ミカ「一緒に行く。」



「うん。2人も調査兵団志望なんだったっけ？」



アル「うん！」



「じゃあこれからもよろしくね。」



微笑みながら2人にそう言うと、2人も笑顔を返してくれた。



それから調査兵団が出発する様子を見に行く。



...あれがエルヴィン・スミス団長かぁ。



あの人が私の上司になるんだなぁ、なんて思いながらボーッとしていると、黒髪センター分けの男が目に入る。



「え、」



ミカ「A姉さん、どうしたの？」



「あの人、だれ？」



私がそう言うと、アルミンは私の目線の先を追った後に、あぁ！と言った。



アル「リヴァイ兵士長だよ！1人で1個旅団並の戦力があるらしいよ。」



「リヴァイ、兵士長...、」



エレ「A姉さん？なんか様子が...、」



そう呟いてリヴァイ兵士長を眺めていると、リヴァイ兵士長はふと私の方に視線を向けた。



...え、今目が合った？？



しかしそれも一瞬で、リヴァイ兵士長はすぐに前を向いて馬を進めた。



エレ「A姉さん？？」



「...早く明後日になればいいのに。」



エレ「A姉さんがおかしくなっちまった...！！」

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