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今日の訓練が終わったあと。



「あの。」



突然俺はそう話しかけられた。



ジャ「ん?どうした...って、」



振り返ってみると、そこに居たのは白い髪の女。



入団式で名前を聞かれていなかった1人だ。



俺はこの人と話したことは無いし、それどころかこの人が誰かと話しているのも見たことがない。



「A・ルーミス。」



突然そう言われ、俺は固まる。



数秒後、名前を名乗ったのか、と理解したが。



A・ルーミスは美人だ。



俺のタイプではないが美人だ。



訓練兵の中でも美人だと騒がれているし、誰か話しかけてみろよ!みたいな会話もよくされている。



あまりの美しさに近寄りがたく、まだ誰も勇気をだして話しかけられていなかったが。



いやいや、その前にだ。



名前を名乗られたんだから俺も名乗るべきか、と思い、名を名乗る。



ジャ「ジャン・キルシュタインだ。」



「知ってるよ。」



...知って貰えてたのは嬉しいが、この気まずい空気をどうするか。



そう思っていると、A・ルーミスは俺の立体機動装置のガスの部分を、コンコン、と叩いた。



その後に自分の方を叩く。



...若干俺のよりも音が高い。



「やっぱり、。あのね、ジャン。ジャンは私よりも立体機動装置で移動するのが速いでしょ?」



ジャ「あ、あぁ、。」



「でも私よりガスの消費が少ない。だから教えて欲しいの。ガスをあまり消費せずに速く動き回れる方法、というか、コツというか、。」



ジャ「あぁ、俺でいいなら。」



「ありがとう。」



そう言ってAは微笑んだ。



...タイプではない。



確かにタイプではないんだ。



それでも、、この世のものとは思えないほどに綺麗だ。



美人ってのはこの人の事を言うんだな、と思いながら、俺はその日の自主練をAと行った。

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みかんかん(プロフ) - こんなお話が読みたかった!!ねぇさんかっけぇ! (11月19日 21時) (レス) @page29 id: 48f028211d (このIDを非表示/違反報告)
なさん(プロフ) - ねぇさん好きすぎます。 (11月18日 23時) (レス) @page26 id: 4b5ee6fd5a (このIDを非表示/違反報告)
ちゃま(プロフ) - めちゃくちゃ面白いです、、😭😭更新楽しみにしてます...!! (11月16日 23時) (レス) @page26 id: 6a1ddb5ea7 (このIDを非表示/違反報告)
地獄の番人 - さすが我らがネェサン!!!!!!! (11月8日 22時) (レス) @page20 id: 7578fd3293 (このIDを非表示/違反報告)
アイカ(プロフ) - 好きです!!一生ついて行きます姐さん!!!ー (11月6日 18時) (レス) @page16 id: bda3c5db2c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:COCOA | 作成日時:2023年11月5日 19時

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