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「アルミン!どこへ行くの!?」
アル「!、A姉さん!何故ここに!?」
壁の上を走るアルミンを追いかけながらそう叫ぶと、アルミンは振り返って私の姿を確認した後、そう言った。
私はアルミンに追いつき、隣を走りながら話す。
「アルミンが突然どこかへ行くから追いかけてきたの。1人でどこへ行くの?」
アル「作戦に何かが起こったみたいだから、エレンの様子を見に行くんだ!」
「......私も一緒に行く!」
アル「で、でも...」
「行くったら行く!」
アル「え!?う、うん、わかったよ!」
それからアルミンと共に走り、大岩にもたれかかるようにして座っているエレン巨人を発見する。
立体機動でそこまで飛び、エレンの背中の上に乗る。
その直後、現れたミカサに事情を聞けば、この巨人にはエレンの意思が反映されていないらしい。
ミカサの問いかけにも反応がなかった、と。
危険だから離れた方がいい、と。
作戦は失敗だけど、このままエレンをここに置いていく訳にもいかないから今皆は戦っているらしい。
しかしこのままだと巨人が多くて全滅してしまうのだとか。
それを聞いたアルミンはエレンの方をみて何か行動を起こそうとする。
...私は離れた方がいいかもしれない。
そう思い、私は一旦ミカサの方にいった。
そのすぐ後。
アルミンは項にブレードを突き立てた。
エレンをここから出す、と言って。
「...ミカサ!あなたとアルミンの間に信頼関係はあるはず。ならミカサは今自分に出来ることをやらなきゃ。ミカサが行けば助かる命もあるはず。私も一緒に戦うから!」
そう言うと、ミカサは巨人を倒しに向かった。
私はミカサの後ろに続き、巨人のいる方向へと向かう。
精鋭班の人たちと一緒にしばらく戦っていると、突然大きな足音が聞こえ始めた。
また新たな巨人...?と振り向けば、そこに居たのは大岩を運んでいる巨人化したエレン。
「エレン...!」
すぐにアルミンが私たちのところに来て、エレンが勝ったんだ!と言う。
今自分の責任を果たそうとしている、と。
あとはエレンを援護して穴を塞げれば作戦は成功だ。
私達の勝利だ。
精鋭班の班長さんはエレンを何としても死守せよ!と班の人達に言う。
私とミカサ、アルミンはエレンの元へ向かえ、と命じられた。
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みかんかん(プロフ) - こんなお話が読みたかった!!ねぇさんかっけぇ! (11月19日 21時) (レス) @page29 id: 48f028211d (このIDを非表示/違反報告)
なさん(プロフ) - ねぇさん好きすぎます。 (11月18日 23時) (レス) @page26 id: 4b5ee6fd5a (このIDを非表示/違反報告)
ちゃま(プロフ) - めちゃくちゃ面白いです、、😭😭更新楽しみにしてます...!! (11月16日 23時) (レス) @page26 id: 6a1ddb5ea7 (このIDを非表示/違反報告)
地獄の番人 - さすが我らがネェサン!!!!!!! (11月8日 22時) (レス) @page20 id: 7578fd3293 (このIDを非表示/違反報告)
アイカ(プロフ) - 好きです!!一生ついて行きます姐さん!!!ー (11月6日 18時) (レス) @page16 id: bda3c5db2c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:COCOA | 作成日時:2023年11月5日 19時