FANTASTICSの姫は喰種２

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颯太side


颯太「俺…帰ります」


大樹「あ……わかった」






颯太「………読むか」



颯太へ

最後距離おこって言ってごめんね。あの時から自分が死ぬことは分かってました。颯太にいえば絶対ついてくると思った。颯太まで死んで欲しくないんです。だから……最後くらい守らせて笑

颯太は私が心開いてない時必死に話しかけてくれたよね……あの時はあんなに冷たくしてごめんね…

そして付き合って…1年経って…私はすぐ死んじゃったけど、たったの1年間でも颯太と過ごせた日々は幸せでした。
買い物に行ったり、映画見たり、遊園地行ったり…お家デートしたり……ほんとに沢山のことをしたよね……あれほど楽しい日々はないよ…

討伐戦の時…颯太は今までの生活を捨てて喰種になってまで私を守ろうとしてくれてありがとう！あなたみたいな彼氏は初めてです。

本当は最後くらい頼りたかったけど…颯太には生きて欲しいから……頼らず無理したのを許してください。

颯太……颯太は絶対に生きて。そして…もし私よりいい人がいたなら…その人と付き合ってね。

後……絶対に復讐なんてしないでね｡約束だよ？笑

これからもFANTASTICSとして頑張ってください。


最後に………大好きです！愛してます！笑



颯太「……………Aの分も生きるから……この先も彼女はAだけだよ…」






FANTASTICS


世界「みなさん！今日は初のホールツアーに来てくれてありがとう！笑」


大樹「えー、僕たちにはあと二人メンバーがいます！」


世界「1人は胃がんで旅立ってしまいましたが、中尾翔太という子がいます。」


颯太「……もう1人はっｸﾞｽﾞｯ」


颯太ーーー！頑張れーー！


颯太「もう1人は……川村Aです。脱退発表をしましたが、彼女は自分が死ぬとわかっていて脱退した人です。僕達は彼女は自分が辞めたくてやめた訳では無いので…メンバーだと思ってます……そして…Aは亡くなってから1年経った今でも僕の大切な彼女です！Aは喰種で白狐でしたが、それでも僕はAの彼氏でいたいと思っています！」


颯太ーーー！！そうかわカップルずっと推してるよー！


颯太「ありがとうございます！！」





Aside

颯太………今でもそんな事言ってくれて…ありがとう

ファンのみなさんも……私を認めてくれてありがとう……


空の上から翔太と一緒に見守ってます。









FANTASTICSの姫は喰種

END

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