【歌い手】Catch the dream 〜second story〜

6話 ページ39

スタンガン視点
執事喫茶最終日(早いとか言わない！)

最後の日もいつも通り頑張らないと

窓付き「いたた」

スタン「窓ちん？腰が痛いの？」

窓付き「いや、なんか寝てる時に変な体勢だったのかも」

スタン「ま、まぁあんまり無理しないでよ」

よし頑張ろう！

今日もスイーツの注文が多いなぁ

るぅと「ミルクレープお願いします」

スタン「nqrseちゃん！生地おねがい」

nqrse「はーい」

クリームも作らないと

るぅと視点
るぅと「ふぅ…」

お客さんの前だと緊張しちゃうなぁ

貴方「るぅとくん次のお客さんだよ」

るぅと「はーい！いらっしゃいませお嬢様…」

少女「わぁぁぁぁ！るぅとくんが執事してる！」

学校の子だ…

別クラスだけど去年も一昨年もバレンタインにチョコ渡してくれた子…

少し怖いなぁ

その子はフルーツタルトを頼んだ

るぅと「フルーツタルトお願いします」

ぷす「るぅとくん大丈夫？あの子隣のクラスの子でしょ？るぅとくんが大好きな」

るぅと「ファンなんですから対応は同じにしなきゃ！」

その時だった

ｶｼｬｯ

るぅと「ｯ!?」

シャッター音が聞こえた

いったいどこから？

僕が振り返るとさっきの少女がサッとスマホを隠した

僕は近づき

るぅと「今…撮りましたよね？写真」

少女「撮ってないですよ〜」

ｯﾁ

るぅと「フルーツタルトです」

ちゃんとあーんもしてあげてドリンクを取りに行く時

ｶｼｬｯ

またシャッター音がやっぱり

るぅと「やっ……」

莉犬「ちゃーんと見てましたよ？貴方がるぅとくんの姿を撮るところ」

えっ？莉犬は厨房のはずなのに

さとみ「莉犬その子俺が連れていく」

さとみくんまで

少女「ちょっと離してよ！」

女の子はさとみくんに連れていかれた

莉犬「るぅとくんのこと盗撮してたみたい」

るぅと「やっぱりそうだったんだ、莉犬…助けてくれてありがとう」

莉犬「あったりまえじゃん！親友だもん！」

本当に助かった

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