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事件98 ページ10
うらたぬき視点
luz「うらたーん！」
luzが俺の部屋に入ってきた
うらた「どうした？」
luz「実は気になる記事があってな！」
そう言ってluzはスマホの画面を見せてきた
うらた「月夜に現る悪魔、連続殺人事件…」
月夜に現る悪魔…数年前から有名になっていた奴
ここ最近事件を起こしていなかったがどうして？
うらた「月夜に現る悪魔……月夜？……あっ！まさか天月!!」
天月の可能性はある
うらた「その記事三日前だろ？そして昨日も一昨日もやっているなら今日も…」
現在の時間は午後6時半
うらた「luzすぐに現場に行くぞ」
luz「う、うん！」
森の近くで事件が起きてるなら今から行けば間に合う
俺たちは出来るだけ早く走った
出口の方に近付くと
luz「なんか変なに臭いせーへん？なんか鉄みたいな…」
うらた「うん…まさか！血？」
臭いの方に行くと
あれは！
うらた「止まれ!!天月」
そう、天月らしき人物ともうひとり知らない奴がいた
天月らしき人物は肩をビクッと震わせた
うらた「止まれ天月!!」
天月「うらたさん」
こちらを睨むような顔をして天月は見てきた
天月の手には血の着いたナイフ…
足元にはグチャグチャになった元は人間だったかも分からない死体があった
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