【歌い手】難事件解決探偵団 Ⅲ (ページ9)

今日:5 hit、昨日:10 hit、合計:11,145 hit

事件97 ページ9

ジェル視点
俺は母と父と暮らしてた
裕福でも貧乏でもない普通の家やった
そう言うところは普通の家

普通と違うところは子供のことを愛していないとこかな？

愛されていないからと言って暴力を振るわれたわけじゃない
無視されたりご飯を少ししか貰えなかったりっていうそんなにきつくないことやった

そんなことに耐えながら生きてきた

中学生くらいから俺は家にいる時間をできるだけ少なくするため部活に入ろうと思ったけど興味の引かれる部活がなくいつもいつも公園で暇を潰していた時

？「あっ!!」

俺の方にボールが飛んできた

ジェル「うわっ！？」

ボールは俺の顔面に当たった

？「だ、大丈夫？ですか？」

ジェル「う、うん…」

そうそこで出会ったのが莉犬となーくんと、るぅとくんとさとちゃんやった

その数日後
いつも通り公園に行くとベンチに座ってスマホをいじってる同い年くらいの子がいた

ジェル「君、家帰らんくていいの？」

？2「！？……別に…君こそ帰らなくていいの？」

ジェル「俺も帰りたくない…家に帰ってもいいことないから」

その時

莉犬「ジェルくーん！あれ？ころちゃんもいっしょなんだ！」

どうやら4人の知り合いやったらしく俺らはすぐ仲良くなった

数日後俺は家にいるのがもう辛くなり家出をした…
1週間くらい森にいた
もう死ぬかなと思った時

？3「神崎シエルさん？あなたを探しに来ました探偵団の浦田わたるです」

そう、莉犬たちが俺の捜査依頼を出していた

そのあと莉犬たちが探偵団に入ると言って家に帰るのが嫌な俺も入ることにした

ジェル「そんな感じかな？」

ななもり「ジェルくん、君は生きていなきゃ行けない存在だよ…君がいなかったら俺らは18歳まで孤児院にいただろうし…」

ころん「僕も家で父にグチグチ言われていたと思う」

莉犬「ジェルくん生きてて感謝されることやいいこともあるでしょ？」

ジェル「そうだな！」

生きててよかったって思えることもあるんやな！