事件126 ページ40
luz視点
昨日はあの後ご飯を食べてみんな寝た
そして今日俺は
朝早くから外に行こうとした
ななもり「どこ行くんですか？」
luz「な、ななもりくん！？えっとちょっと用事があって！夜までには帰るから！じゃあ！」
俺は走って出た
見つかるかはわかんないし、どこにいるかもわかんないけど、でも
伝えるんや！
あの時の嘘を
nqrseについてしまった嘘を
俺は街で必死に探した
桃色のふわふわの髪外にいるなら見つかるはず
その時
俺の目の前にピンクの髪が見えた
luz「nqrse！？」
nqrse「！？」
nqrseは俺に気づき逃げ出した
luz「待って！」
さすが怪盗足が早い
でも、nqrseに伝えなきゃ行けないから
追いかけ続けたら浜辺に着いた
nqrse「しつこいなぁ……いったい何？」
luz「伝えないことがある……それだけ伝えたら帰るから聞いてお願い…」
nqrse「ともだちどーだこーだの件はもう聞きたくないんだけど？」
分かってるかやつぱり
luz「お願い!!もう嘘を背負うのは辛いから!!」
俺は息を吸って
luz「本当はあんなこと1ミリも思ってへん……nqrseは友達やって…親友やって思ってた……だから本当は悲しかった……でも俺は探偵やから怪盗に協力することは出来ない…お願い！俺はnqrseのこと最高の親友だと思ったよ！」
俺はそう言いきった
さっきからイライラしていたnqrseの表情が変わった
nqrse「俺こと……親友……？」
信じてくれた？
luz「nqrseのこと大切な親友だと思ってる！」
そう言うとnqrseは俺に抱きついてきた
nqrse「luzありがと」
俺は笑顔でだきしめ
luz「なる……せ……？」
nqrseと言おうとしたが急に痛みが走った
nqrse「……と言うとでも思った？」
俺から離れたnqrseの手にはナイフが
nqrse「俺は殺人鬼じゃないし人殺したこともないから心臓の位置とかはわかんないけど……こーんな人気の居場所に来て誰が助けてくれるかな？」
luz「なる……せ？……どう……して……？」
nqrse「どうして？前言ったよな？お前のこと一生恨むし呪うって？あの時の俺の苦しみをお前にも味わわせてやるよ！」
俺はその場に倒れ込んだ
nqrse「あはは！そこで這いつくばって死んじゃえば？あっははは！」
そう言ってnqrseが去っていく姿を俺は見るしか出来なかった
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