事件127 ページ41
莉犬視点
luzさんが早朝に出かけたとなーくんから聞いた
どこに何しに行ったのだろう？
そう思いながら仕事がなくスマホをいじっていたら
うらた「ん？luzから電話？」
うらたさんのスマホにluzさんから着信があったみたいで彼が出ると
うらた「もしもしluz？」
うらたさんのスマホがスピーカーモードなのか音が聞こえてきた
ザーザーっという音が
うらた「luz？luz！？ノイズ？」
いや違うノイズじゃない
莉犬「その音多分波の音です…」
うらた「えっ……」
俺にはわかった
今luzさんは浜辺にいる
それに応答しないということは…
莉犬「もしかしたら倒れてるのかも！」
そう思った俺は走り出した
なぜ倒れたかは知らない
もし、血を流していたら早く行かないと死んでしまう
莉犬「はぁ……はぁ……飛び出してきちゃった…」
浜辺まで全速力で走ったせいが疲れてしまった
まだころちゃんたちは部屋から出てこないし誰も俺の事追ってこなかった
浜辺にluzさんはいるかな？
キョロキョロと見渡すと
莉犬「……っ！？luzさん！？」
血を流してる
俺は急いで救急車を呼んだ
近づくとまだ息はしていた
莉犬「あと少し耐えてください！……luzさん…」
人が死ぬのは嫌だ
特に身近な人が死ぬのは…
救急車が到着して俺も乗ることにした
一応この状況をメッセージでうらたさんには伝えた
病院に着くとluzさんは集中治療室に運ばれた
俺は待っていることしか出来ないその時
センラ「莉犬くん！luzくんは？」
センラさんが来た
莉犬「今は集中治療室で………大丈夫ですよね？luzさん目冷ましますよね？」
センラ「どこから血流してた？」
莉犬「お腹…」
センラ「腹ならまだ……大丈夫やとおもう……しかも傷がひとつなら……」
殺人鬼だったからわかるのかな？
センラさんこんなに心配してるんだしとてもいい人だよね？
ころちゃん、なんで分からないんだろ……
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 26人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
