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事件114 ページ26
志麻視点
晩御飯のあと俺はすぐに風呂に入った
みんなセンラさんのことで悩んでていつも通りには出来なかった
嫌な空気ではあったけれどそこで笑かそうなんてしたら空気読めないやつってなる
志麻「はぁ……」
その時
ｶﾞﾁｬ
坂田「あっ、まーしぃ入ってたんか」
風呂に坂田が入ってきた
でもここの風呂旅館みたいに広いからもう1人くらい入ってきても大丈夫だ
志麻「広いし入ってきていいよ」
坂田「ありがとう」
坂田が入ってきて
坂田「あのさ、センラのことやっぱり気にしてる」
志麻「そりゃ、仲良しだったし…」
坂田「そうやんな…俺も目の前で言われて頭真っ白なったしSouくんも部屋で泣いてるの聞こえた……何時から何時までやってたんやろ？」
あのニュース記事にはその後行方不明と書いてあった
うらたさんが気づかなかったのも髪を染めて名前を偽っていたからだ
黒神星羅から折原千羅…名前は似ているが苗字は全く違う
センラはどんな気持ちで探偵団にいたのだろうか？
自分が捕まらないため？
罪を償うため？
分からない
俺たちを騙していた理由も分からない
Souくんを助けたのも分からない
親が殺されてショックのあの状況だったら警察を呼ぶ前に殺してたんじゃないの？
どれだけ考えたってなんにも分からないままだ
坂田「まーしぃ、センラは戻ってくるんかな？」
志麻「わからん……なんも分からん……」
センラ今どこで何してるんや？
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