【歌い手】難事件解決探偵団 Ⅲ (ページ21)

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事件109 ページ21

Sou視点
1階に降りるとEveくんところんさんが晩御飯を作っていた

Sou「何作ってるの？」

ころん「ピザとパスタ！」

Sou「い、イタリアン…」

Eve「たまにはいいじゃん！」

別にいいけど
すごくいい匂いがするな

ころんさんは料理が得意だからなぁ

今日も美味しいんだろうなぁ

坂田「お腹すいたぁ〜、おぉ！美味しそうなにおい!!」

Sou「ピザとパスタだって」

坂田「いいやんいいやん！」

坂田さんは食いしん坊だな、そのおかげで探偵団ではご飯が残ったりしないからいいんだけどな

志麻「なぁ、Souくんちょっといい？」

志麻さんは廊下に僕を呼び出した

Sou「なんですか？」

志麻「Souくんはセンラに助けられたんやんな？」

Sou「はい…」

センラさんはいじめから助けてくれてひとりぼっちになってしまった僕に居場所を与えてくれた恩人だ

志麻「その、センラが変やなって感じることない？センラと一緒におる時間長かったし…」

確かにEveくんがここに入るまではセンラさんといるのがほとんどだった

Sou「変なこと……？特にはありません」

志麻「そっか、ごめんな！それと、もうひとつ」

なんだろう

志麻「数日間センラに近づかんといて、俺ら調べなあかんことがあるから」

Sou「は、はい……」

なんでだろう？

センラさん何かあったのかな？
もしかして、昔大きな事件にあってその重要参考人だけど記憶を失ってたとか？

か、考えすぎかな？