事件110 ページ22
センラ視点
さっきからSouくんがずっと悩んでるような顔してる
センラ「Souくん？大丈夫？なんか悩んでる？」
Sou「い、いえ、なんにもないですよ？」
でもなんか悩んでるような
センラ「遠慮せずにはな((Sou「Eveくん！あのね」
あ、話遮られちゃった
なんもないならええんやけど
志麻「………」
志麻くんも珍しく静かやしどうしたんや？
俺の考えすぎなんかな？
坂田「センラどうしたん？変な顔して」
センラ「えっ？あー、ごめん！」
人のこと気にしたら逆に俺が気にされた
顔に出ないように昔から気をつけてんねんけどな
志麻視点
センラさんのことに気になって仕方ない
だってうらたさんが急に
「センラは昔起きたとある事件の犯人かもしれない」
って言うから
それに俺と坂田とななもりくんだけに言うなんてそれはもうやばい事件のやつやん
でも、天月の時みたいに追い出さないってことはまだ確信じゃないから？
これ、ホンマにセンラが犯人やったら追い出されるんかな？
luz「志麻くんどうしたん？ずっと黙ってるなんて珍しいやん」
志麻「えっ？あー、いやぁ……お、俺ご飯おかわりする！」
俺そういってキッチンに向かった
そりゃ、あんなに考え事してたら黙っちゃうし変な顔してるよな…
何とかバレないようにしなきゃ特にセンラには
坂田「ま、まーしぃ！？どんだけ食べるん！？」
えっ？茶碗を見るとマンガ盛りと言われるくらいご飯を入れていた
志麻「あ…」
坂田「まーしぃ、考えすぎちゃう？そんな深く考えへん方がいいで？気になるのは分かるけど」
志麻「うん……仲良い分余計気にしちゃって」
坂田「それで逆に変な感じやったらセンラが気にするやろ？」
志麻「うん、ごめん」
坂田「いつものまーしぃでいたらいいんや！センラは悪い人じゃないんやから！」
そうだよな…ただ名前が一緒とかそういうのでうらたさんは言ってるだけだ
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