尊重できないもの 7 ページ8
ザワザワと僕のことを噂する声を右から左に流しぼーっとたそがれていればガラガラと大きな音を立て教室のドアが開く
「お前ら席につけ〜HR始めるぞ〜」
なんか強そうな先生が入ってきた。誰だこの人。まぁ誰でもいいんだけど〜早く授業とか全部終わらないかな〜愛しの夏目きゅんに会いたい。
あれ、てか待って。夏目くんって僕と違うクラスだったりする、、、？？？あれ？？？今日は予定があるから程度しか聞いてなかったからてっきり今いないだけかと思ったけどこの教室夏目くんの机らしきものない！！！！あれ？？！？！？！
愛しの夏目きゅんの席は？！？！？！？！？！え？！？！
夏目くんが同じクラスじゃないとか死亡案件だよ！！！なんて思いつつ先生にバレないよう机の下で今日にスマホを指先でいじる
そしてメールをする
”愛しの夏目くんへ。
ねぇ、夏目くん。もしかして僕と夏目くんってク
ラス別？
もしそうだったら僕の心臓破裂するけど♡”
とまぁ、なんとも気色悪い内容でメールをする。
そうすればすぐに返信が返ってくる。
夏目くんさては僕のこと好きだな？なんて自惚れしつつメールを見れば
”ねぇさんへ。
きっとねぇさんの気のせいだヨ。もともとボク
は同じクラスなんて言ってないしネ♡”
なんて文面を僕の真似をしながら返してくれるあたりやっぱり僕のこと好きなんだと思う、なんて2度目の自惚れをする
てかそうだな。もともと夏目くん僕と同じクラスなんて言ってなかったな……うん。もうこれは明日から学院に来なくなる案件だね。いやでも学院に来れば夏目くんに会えるしなぁ…なんて自問自答を繰り返す。
ふと気づけばチラチラとこちらを隣から見る人がいたので少し微笑み返せば あっ みたいな顔で僕から目をそらす
ちょっとくらい微笑み返してくれてもいいのになぁ〜
そしてまたスマホの画面に目を向ける。まぁ夏目くんとクラス別なのは悲しいけどメールで♡をあしらってくれたので良しとしよう。
「おい…藍田…何してんだ」
僕の頭上から声がし、恐る恐る顔をあげればそこには
「HR中にいい度胸だな。久しぶりに登校したと思ったらこれか」
嗚呼、さっきの男の子が あって顔した理由これか。
「HR終わったら職員室来なさい」
これ別の意味で死ぬわ、
この後無事悲鳴が聞こえたらしい
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Dell(プロフ) - ★さん» 初めまして、コメントありがとうございます。当作品の主人公は女の子です。ボクっ娘 となります。注意喚起しておりませんでした申し訳ございません！ (2021年1月26日 17時) (
レス) id: 84f4d254db (このIDを非表示/違反報告)
★ - 1つお伺いしたいのですが主人公は女の子ですよね？何故一人称が｢僕｣何ですか、、？ボクっ娘ですか？！ (2021年1月22日 13時) (レス) id: 0324f0d530 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Dell | 作成日時：2020年7月3日 20時
