尊重できないもの 15 ページ16
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あれから数分デコピンをされ
やっと解放された時にはおでこは赤くなっていた
一応これでも僕アイドルなんですけど……
『それで…僕に見せたいものってなんなのかナ♡』
まだ痛むおでこを擦りながら聞く
「そうだネ。そろそろ見せれるかナ」
「それト 僕の真似似てないヨ 恋♪」なんて涼しい顔をしながら言ってくるあたりやはり僕のことを今から実験台に…！？
そう思うとどんどん青ざめてくる
『うぅ…やっぱりやだ！いい！！！僕を実験台にしないでー！！僕が悪かったー！！！夏目くんーー！！』と発狂し始めればソラくんが僕の色を見ている
「HaHa〜♪ ししょ〜のお姉さん、色が淡くなってるんだな〜？」
夏目くんは何かを見に行ってるらしく僕の発狂をすっきりと無視している
『僕は…僕は…やはり…………夏目くんの実験台に………ァァァァァ”』
「ハァ…あまりソラの前で汚い姿を晒さないでよネ」
いつの間にか戻ってきたのか夏目くんは小瓶を抱えてせっせと準備をしている
ついでに僕への罵倒も忘れない
僕Ｍじゃないからな！？
「ヨシ…ソラ。電気消してもらえるかナ？」
「HaHa〜♪ わかりました！」という元気のいい返事の後にぱっと電気が暗くなる
そして夏目くんのパチンっという心地よい指パッチンの音と共に部屋が明るく
いや、明るくなるという単純なものでは無い
黄緑色をベースに 赤 青 黄 の星だったりふわふわした丸いものだったりが中に浮かんで当たりが明るくなってる…
『………綺麗…』
それを表すにはこの一言で十分だった…
なぜか目が離せなくて
なぜか目を逸らしたくなくて
掴んでみたいとも思った…
届くかな…
赤色の星に手を伸ばす
でも
案の定ふっと星は消えてしまった
何故かその光景に見覚えがあった。
あれはなんだっけ…たしか
「ソラ電気つけてくれるかナ」
「HaHa〜♪わかりましたししょ〜！」
電気が点いたことによりそれを考えるのを強制的にやめることになった
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Dell(プロフ) - ★さん» 初めまして、コメントありがとうございます。当作品の主人公は女の子です。ボクっ娘 となります。注意喚起しておりませんでした申し訳ございません！ (2021年1月26日 17時) (
レス) id: 84f4d254db (このIDを非表示/違反報告)
★ - 1つお伺いしたいのですが主人公は女の子ですよね？何故一人称が｢僕｣何ですか、、？ボクっ娘ですか？！ (2021年1月22日 13時) (レス) id: 0324f0d530 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Dell | 作成日時：2020年7月3日 20時
