１４話 ページ15
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正直に言おう、かなり不機嫌だ。
そもそも五条の任務をさせられたことに怒ってはいたが、私にも非があるため目を瞑った。
だが、ビルに入ると一級三体に特級一体。そして2級そこらの呪霊がうろちょろしていた。
これのどこが少数だの言うのだ。逆に私か五条が任務にあたっていて正解だと思う。もし学生がこの任務にあたっていたら十中八九死んでいただろう。
『信じらんない』
家入｢私はお前と五条の仲直りのスピードが信じらんないよ｣
私は愚痴をこぼすためまたも硝子のもとを訪れていた。
てか、仲直りって言い方可愛いね。
『上層部は何考えてるわけ？』
家入｢今に始まったことじゃないよ｣
『それはそうなんだけど。嫌がらせにも程がある、私か五条が致命傷を負って困るのは誰だっつーの』
家入｢お前ら致命傷なんて負わないだろ｣
そこじゃないよ、と言いたかったが確かにそれもそうなので代わりにため息をつく。日本に来てからため息ばっかついてる気がするな。
家入｢ため息つくと幸せ逃げるぞ〜｣
『そもそも逃げてく幸せすら無いのよ』
家入｢悲しいこと言うな、可哀想になる｣
なんて思ってもなさそうな言い方で言った硝子は資料をまとめながら私の話に相槌を打っていた。
にしてもこいつ、凄いくまだな。寝不足か？
家入｢つーかお前、家あるの？｣
『あるにはあるけど、なんせ1年も住んでなかったから埃まみれだろうね』
家入｢伊地知に掃除させたらいいだろ｣
『あんたら伊地知をなんだと思ってんのさ』
家入｢慕ってくれてる後輩だな｣
『なんて都合のいい言い方』
本当に伊地知よく生きてたね、こんな環境で。尊敬するよ。
『あ゛〜〜、ちょっと上層部潰してきていい？』
家入｢ちょっとトイレ行ってきていい？みたいに言わないで｣
『なにそれ、もっと可愛い例えなかった？』
家入｢こっちは五条の怒りを収めるので精一杯なんだ。お前まで暴れられたら困る｣
『あいつと一緒にしないでよ』
家入｢あぁそれもそうだな。お前の方がイカレてる｣
『あんた言うようになったわねッ』
家入｢言わないとやってらんないのよ。あんた達といると｣
その言い方だと私が面倒な存在みたいじゃないか。
硝子、あんたも大概だよ？そんなことを言ったらメスで刺されかねないので口を噤む。
家入｢とにかく今度奢れ。私は許したなんて一言も言ってないからな？｣
『あ、はい。奢らせてください』
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ひながき(プロフ) - しおりさん» 𝑶𝑴𝑮(゜д゜)、教えていただいてありがとうございます！！ (2022年2月7日 1時) (
レス) id: 4bea1154e8 (このIDを非表示/違反報告)
しおり(プロフ) - 悠仁の漢字間違ってます! (2022年2月6日 23時) (レス) @page23 id: 2479e15f01 (このIDを非表示/違反報告)
ひながき(プロフ) - プスメラウィッチさん» 五条オチです！！今後もお楽しみください！！ (2022年2月6日 2時) (レス) id: 4bea1154e8 (このIDを非表示/違反報告)
ひながき(プロフ) - 15さん» ありがとうございます！！ゆっくりですが、しっかり更新していきます！！ (2022年2月6日 2時) (レス) id: 4bea1154e8 (このIDを非表示/違反報告)
プスメラウィッチ - ひながきさん初めまして、この小説は五条悟オチですか？できれば五条悟オチでお願い出来ますか？続き頑張ってください。応援しています(*^^*)楽しみにしています。 (2022年2月5日 21時) (レス) @page25 id: 6c0ddf792c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ひながき | 作成日時：2022年1月9日 22時
