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『美味しかったあ、ごちそうさまでした』
二宮｢お粗末さまでした｣
『やっぱりおにい、料理の才能ある？』
二宮｢母さん達の遺伝だな｣
『それだと私も料理出来ないといけないじゃん』
二宮｢できないことはないでしょ？｣
『可もなく不可もなくってやつですけど何か』
二宮｢はいはい、んで熱は？｣
『37.2まで下がってたよ』
二宮｢お、いいじゃん｣
いいじゃん、とは何がいいのかは分からないが。
『ごめんね、せっかくの休みだったのに』
二宮｢ほんとだよね、まじありえねえ｣
そんなこと言って、ここまで尽くしてくれるんだから
多分最上級のツンデレなんだと思う。
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『あのさ、怒んないでね？』
二宮｢ん？｣
『おにいが優しいと気持ち悪いよね』
二宮｢てめえ熱出して燃えて死ね｣
『え。不謹慎』
二宮｢何？優しいのはいつもだろ｣
『はて、どの口が言うんだろうか。なんならさ、昔より今の方が優しい気がする』
二宮｢昔の方が優しいっつうの。そもそも覚えてねえだろうよ、昔の話なんて｣
『覚えてるよ、ちゃんと』
二宮｢なら優しいのは変わりねえだろ｣
『じゃあ優しさに磨きがかかってるっていうか。雨降るのかな？明日』
二宮｢降らねえよ｣
『雨だけじゃ足りないよね。お金とか？』
二宮｢万々歳じゃねえか｣
『皮肉で言ってんのよ』
二宮｢るせえな！お前元気じゃねえか！｣
『えへへ〜』
・
二宮｢もう寝ろ、ガキは寝て風邪を治すんだよ｣
『初めて聞いたって！ちょっと！！』
やけくそになったおにいは私を抱き抱えてそれはもうお決まりの、
『ぶへっ！！！だから投げないでってば！病人！！』
二宮｢こんな生意気な病人がいてたまるかって｣
『生意気なのは別に関係ないだろ』
二宮｢寝ろ｣
『はい』
凶器みたいな顔で言われたら、返事せざるを得ない。
『おにい帰るの？』
二宮｢帰って欲しくないんなら帰らないけど｣
『ガキ扱いしないで』
二宮｢はいはい、帰りますよ〜｣
『あ、ありがとね』
二宮｢はいよ｣
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『(お金は万々歳なら、槍とか？
爆弾はさすがに被害が多すぎるよね)』
馬鹿馬鹿しいことを考えてたら、いつの間にか眠りについていた。
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ひながき(プロフ) - あいさん» コメントありがとうございます！！公開いたしました！！今後ともよろしくお願いします！ (2022年1月5日 22時) (
レス) id: 4bea1154e8 (このIDを非表示/違反報告)
あい(プロフ) - 初コメント失礼します！いつも楽しく読ませていただいています！声優さん方の絡みが毎回面白くて好きです！是非四章も読みたいと思っているのですが、パスワードが必要との事ですので、差し支えなければパスワードを教えてもらってもよろしいでしょうか？応援してます！ (2022年1月4日 15時) (レス) @page50 id: afc7ca5521 (このIDを非表示/違反報告)
ひながき(プロフ) - レイさん» 毎章コメントありがとうございます!!もう私からしたらマブですね。続編も読んでいただけると嬉しいです！ (2021年12月29日 15時) (レス) id: 4bea1154e8 (このIDを非表示/違反報告)
レイ(プロフ) - 遂に三章目、､､､終わってしまった。。。。今シーズン(？)も面白かったです！え？シーズン４？待たねえ奴いる？いねぇよなぁ！！右の星連打して、楽しみにしてまぁす！！！！（） (2021年12月29日 9時) (レス) @page50 id: c204bce294 (このIDを非表示/違反報告)
ひながき(プロフ) - sakubasho3104さん» いいですねそれ！笑 コメントありがとうございます！書いてみます！ (2021年12月7日 19時) (レス) @page29 id: 4bea1154e8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ひながき | 作成日時：2021年11月17日 23時
