【文スト】モブでいい。モブがいい。

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「そういえば先輩」

「ん？何？」

「転職すること店長にもう言ったんですか？」

「あー！忘れてた！」

忘れてたんかーい

なんか店長反対しそうです。うちの看板娘だから！とか言って

話すごく変わっちゃいますけど、もうすぐでこの街、地獄絵図になってしまうんですよね

Qちゃんの異能で。

植物に気を付けなくては...


「あっそういえば三日後この店定休日じゃん？一緒にショッピング行こ！」

先輩からのお誘い！ありがたい！

「行きたいです！」

ありがたいですけど、他の人は誘わないんでしょうか？先輩、結構いろんな人から慕われてますし

そう思ってたら口から漏れていたみたいで

「...他の子皆デートなんだって...ﾌｯ」


と、遠い目をされて言いました。


「私達は非リア！仲間！Aちゃん愛してるよー！」

「私もです！」

「うん！」

「「......」」

なんか私達、すっごく寂しい人みたいですね先輩。


「あっそこ2人！お昼休憩入っていいよ！」

「店長！ありがとうございます！」


「私コンビニでなんか買ってきます。先輩はどうします？」

「じゃあ私も行く」

こうして私達はコンビニへ行きました。

そしてそこで見つけてしまったのです！

コンビニ貼られてある芥川龍之介の指名手配の紙を！

そしてそのコンビニで平然とコンビニスウィーツを選んでる芥川さんを！

ちちちちょっと待ってください！こころ！心の準備が！！！！

「ん？あの黒コートの人どっかで見たことある」

先輩！いいですか先輩、絶対思い出さないでくださいよ？芥川さんが指名手配犯だってことを思い出さないでくださいよ？

「あああああああ！え、ちょまっえええぇぇ？！」

「せ、先輩？！」

「し、指名手配犯の芥川龍之介...！やばいじゃんこれ！なんでコンビニでスウィーツ選んでるの?!スウィーツ男子なの?!」

「突っ込むとこそこですか先輩！」

うわああああ芥川さんがこっち向いた！イケメン！

「え、指名手配犯あんなイケメンだったっけ？やば」

イマイチ緊張感ないですよね！

「ちょ、先輩！殺される前にコンビニ出ましょう！逃げましょう！」

「そ、そうだね！」

よーしコンビニの外に出ちゃえば大丈夫！人いっぱいいますし！


「待て」

瞬間、私達の腰に黒いものが巻きついた。

あ、やば。これ死ぬやつでは...


「僕(やつがれ)だとバレたのなら生かしておく訳にはいかぬ」



次回☆柴田死す!

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