【文スト】モブでいい。モブがいい。

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「あれ？Aちゃんじゃないか！こんな所で会うとは奇遇だね」


「....人違いではないでショウカ」


初っ端からすみませんが助けて！誰か助けてください...！




〜遡ること数分前〜

「よぉっし満足満足。帰りましょう」


向こうの方にいた探偵社員達にバレないよう念の為遠回りして帰りましょう

いやぁ幸せ

ホクホクですよ今

ああ思わずスキップをしてしまうほど幸せです

それにしても全然人いませんね

お陰様で人目を気にせずにスキップできます

「ふっふ〜ん♪」

ﾄﾞﾝｯ

「わっすみません！大丈夫でs..」

「あれ？Aちゃんじゃないか！こんな所で会うとは奇遇だね」

「」

そして冒頭に戻ります。

クソっ数分前の私！恨むぞよ！前方不注意な私め！

しかもよりによって乱歩さん！

ていうか何故私の名前を...？

あっそういえば先輩や太宰さんが思いっきり呼んでたわ


「随分とご機嫌だね。なにかあったの？」

「...え？いやいや何もありませんヨ」


早く帰りたい帰りたい帰りたい帰りたい帰りたい帰りたい帰りたい帰りたい帰りたい帰ry(


「早く帰りたいって顔してるね！嫌だなぁ名探偵様に偶然会えたんだからもっと喜びなよ！」


いや、そうもいきませんよこっちは。


だって天下の江戸川乱歩様が目の前にいるとか！さっき私がしていた行動がバレるかもしれないじゃないですか！


それだけは何としても避けたい！です！



「あれ、そういえばヨコハマ全体に避難警報出てたよね。なんで君は避難してないどころか外ほっつき歩いてるの？」


...あ゛。


そうえいばスマホに避難してくださいーとかいうメール来てました


ヨコハマが潰れることがないのを知ってたのでスルーしてましたよ...


あっだから道とかに全然人いなかったんですね！ほほぅ納得。

...ってそうじゃない。この場をどう切り抜けるか考えなくては


「私はさっきすごい音が聞こえたんでちょっと様子を「嘘だね」えっっ」

なぜそんなすぐに嘘だと断定できるんですか！


あ、そっか天才だからか


「見た感じ今家に帰ろうとしてるもんね。ふふん、この僕を騙そうなんて百年、いや1万年早いよ！」


ぐうの音も出ません。クッソぅ...恐るべし天才中の天才


こうなったら少しっていうかめっちゃ恥ずかしいですけど、変人のフリをしましょう！


続く！
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避難警報が出たというのは私が勝手につくりましたm(_ _)m

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