【文スト】甘々KPによる双黒のクトゥルフ神話TRPG【CoC】

れっつ いあいあ3 ページ6

その後、何とか私のRP論争は終わり、次の準備に移った。え？結果？

　……お二人から一言、「ちゃんと演れ」だそうです…………。

「じゃあ学年と組決めます。ちなみにお二人は同学年同クラスです」
「えー、それはやだ」
「強制です決定事項です異論は認めません以上」
「食い気味……」

　そう呟きつつも、ちゃんと中也さんと話し合いをしてくれる太宰さん。案外スムーズに会話は進み、二人のクラスは3-Aになった。

「あれですね、お二人って普通の会話出来たんですね。仲良しに見えなくもないですよ」
「そりゃあね。私は人間だから中也のレベルに合わせて話すぐらい訳ないよ」
「手前ェにはMAキックぶちかましてやっから覚えとけ」

　前言撤回。全っ然仲良しじゃない。

　まあそれはそれとして、必要なことも決め終わったし始めようじゃないですか。

「よーし、やっと始められますよ！じゃあ導入行きますね！んーと、じゃあ太宰さん代表でやります」
「了解。れっついあいあ〜」



〜*〜*〜*〜



「『季節は夏。木々が青々とした葉を繁らせる時期だ。
　貴方達は昼休憩を終え、午後の授業を受けていた。クーラーの効いた教室で授業を受けていると、当然のように眠気に襲われる。


　ふと気が付くと、貴方は真っ白な空間に立っていた。見渡す限りの白に、ここにはただ自分だけが存在しているのでは感じた。
　目の前に視線を戻すと、一枚の紙が突然現れた。空間と同じ白で、輪郭が溶けてしまいそうな白紙に、どんどん文字が浮かび上がっていく。』

……普通ならSANチェックですけど、貴方達は夢を見ていると認識している、いわゆる覚醒夢だと考えてるので免除です。

……『楽しい楽しいヒマツブシの始まり！今から24時間以内に元の世界に戻ってネ！時間を過ぎても特に何もないから気楽にやっていいけど、時間内に脱出できたらイイコトあるかも！』

　その文面に目を通し終えた途端、それは学校の地図に変わる。自分が通っている高校と造りは似ているが、所々足りない教室があるようだ。
　そんなことを考えていると、またふっと眠くなり意識を失った。

　目を覚ますと、貴方は夢に出てきた地図を持って地面に倒れていた。近くには同じように倒れている人が二人いる。』


＿＿ここからです。ではでは、素敵なプレイを期待してますよ！」



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(*´v`* )
更新遅いですが見守って頂ければ幸いです。

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