あの少女はとある一族の生き残り

カカシの同期 ページ46

｢今日は本当に楽しかった｣

｢それは良かった｣

帰り道2人で並んで道を歩く

｢...お前の親は忍なの？｣

｢...うん、そうだよ｣

とぎこちなくAは答える

｢そっか...｣

カカシはそう言ったきり何も喋らなかった

『......』

お互い黙りあっていて気まずくなる2人

その時...

｢あ、カカシー！！｣

『...！』

カカシを呼び止める声を聞いてカカシとAは立ち止まり振り向く

｢よう、リン｣

リンという少女はニコニコしながらカカシに近寄る

｢おいリン！待てったら...って、う"っ...カカシ｣

｢あぁ、オビトか｣

2人は軽く睨み合う

｢...カカシの友達なの？｣

とAがカカシに聞く

｢あぁ、オレの同期さ｣

｢へー、カカシの同期ね｣

とAはオビトとリンを見る

｢初めまして、最近木ノ葉に来ました赤月Aです。よろしく！｣

Aはオビトとリンに自己紹介をした

｢私はのはらリンって言うの、よろしくね！｣

とリンは優しく微笑む

｢オレは、うちはオビトだ！よろしくな、A！｣

オビトは明るい笑顔をしながら言った

｢...！ うちは...｣

"うちは"という名に反応したAは小さく呟く

｢うん、よろしくオビト！｣

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