あの少女はとある一族の生き残り

ミナトの術 ページ32

｢ねぇ、ミナト。Aをアカデミーに入学させましょうよ｣

｢そうだね、オレもそう思うよ｣

とクシナの意見にミナトが同意する

｢早くて来週かな？いろいろ教えないといけないしね｣

｢えぇ、そうね｣

2人でそんな話をしていると

｢お風呂空いたよ｣

とお風呂上がりのAが出て来た

｢クシナ先に入りなよ｣

そう言ってミナトはクシナに薦める

｢そうさせてもらうわね｣

クシナは風呂場へ向かって行った

｢ねぇ、お父さん｣

とAがミナトに声をかける

｢ん、なんだい？｣

｢教えてくれる術って何？｣

｢あぁ、その術はオレが得意とする忍術でね。二代目火影様が考案した"飛雷神"の術だよ｣

｢...飛雷神？｣

初めて聞く術名にAの頭上には？マークが浮かぶ

｢ｱﾊﾊ 見たことないから分からないか｣

ミナトはそんなAの反応に笑う

｢どんな術なの？｣

｢ん、見てからのお楽しみだよ｣

とウィンクするミナト

｢えー...残念｣

それを聞いて少しガッカリする

｢さっ、明日約束してるんだろ？早く寝ないと寝坊するよ｣

｢あ、そうだった！お父さんおやすみ｣

｢うん、おやすみ｣

｢そうだ、お母さんにもおやすみって言っておいて｣

｢ｱﾊﾊ 了解｣

こうしてAは寝室に向かった

｢...そろそろ明かした方がいいのかな？｣

と誰もいない部屋で呟く

｢自分が混血の赤月だってこと...｣

そう言った途端、Aの目が赤くなった

｢それとも...言わない方がいいのかな？｣

Aの小さい声は暗闇に吸い込まれていった

真実→←伝説の神獣

• 金　運: ★☆☆☆☆
• 恋愛運: ★★★☆☆
• 健康運: ★★★★★
• 全体運: ★★★☆☆

ラッキーアイテム

革ベルト

おみくじ

おみくじ結果は「末凶」でした！

ラッキーキャラ

うずまきミト

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す