あの少女はとある一族の生き残り

町案内 ページ43

｢それでここが団子屋｣

｢へー、美味しそうだね｣

今、Aはカカシに案内され木ノ葉の里で人気の団子屋に来ていた

｢団子食べていく？｣

｢え？いいの？｣

｢だって食べたいんでしょ？｣

とカカシが言う

｢うん！食べたい！｣

｢即答かよ...｣

とりあえず2人は団子屋に入る

｢お、カカシだ。珍しいな｣

｢あ、本当だ｣

｢ようカカシ！オレの永遠のライバルよ！｣

カカシを呼び止めたのは"猿飛アスマ"と"シズネ"と"マイト･ガイ"の3人だった

｢お前らか...｣

と面倒臭そうな目をするカカシ

｢...カカシの知り合い？｣

とカカシの後ろからAが顔を出す

｢ん？カカシ後ろのやつは？｣

とアスマがAの存在に気づく

｢こいつは最近木ノ葉に来たんだ。だからオレが案内してるってわけ｣

カカシはアスマたちに説明する

｢赤月Aです...よろしく｣

と不安そうに自己紹介をする

｢オレは猿飛アスマだ。よろしくな｣

｢私はシズネ。よろしくねA｣

｢オレはマイト･ガイだ！カカシとは永遠のライバルだ！！｣

｢オレはお前のライバルじゃないけどな｣

とガイの言葉にカカシがつっこむ

｢A、お団子食べる？｣

｢うん、ありがとうシズネ！｣

｢おいカカシも食べるぞ｣

｢ちょっ...押すなってアスマ！｣

と強引に連れていかれるカカシ

｢三色団子いただきまーす！｣

とAは三色団子を食べる

｢ん、美味しい！｣

と笑顔になる

『ッ...！』

シズネを抜いた男3人がAの笑顔に釘付けになる

｢ん？どうしたの？｣

『なんでもない！/ねぇ！』

と3人揃ってハモる

｢キレイにハモったねー｣

とクスクス笑うシズネ

『う、うるさい！/せぇ！』

またまたハモってしまった3人組

『...！ッ...』

と男3人は赤面する

｢あらら｣

シズネはニヤニヤと3人を見ている

｢？？｣

Aは分からず首をかしげていた

｢それじゃ、オレたちは行くから｣

｢アスマありがとう！｣

｢奢ってくれてありがとな｣

｢気にするな｣

とアスマは笑う

｢Aまたね！｣

｢うん、また会える？｣

｢会えるよ！｣

シズネはAの頭を撫でる

｢A！カカシ！また会おう！｣

｢ガイもありがとう！｣

こうしてアスマ、シズネ、ガイの3人と別れた

とある場所→←《あいさつ》

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