#お客さん�� ページ9
彩目線です。
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鴉の声が家に響く。
『あぁ"お客さん"が来たんだな。』
家の中まで会話が聞こえてきた。その声はどれも楽しそうで幸せそうだ。
私はそっと自分の髪の毛を触る。赤い布を口にくわえ髪の毛を縛った。
私には程遠い"幸せ"。今外にいる"お客さん"は私が決して慣れないもの。
『バレないようにしなちゃ』
声からして"柱"達ではないがお館様のことだろう、きっと私の情報は鬼殺隊の人達に広がっているはず。
私を見た途端鴉がきっと伝えに来て私を迎えにくるだろう。
私ははァとため息をついた。
そんな事になったらめんどくさい。私は鬼殺隊にはまだ戻れないからまた外をさまようようになるだろう。そうなったらバレるのは時間だ。
つくづく思う私は運が悪い。そう再確認する事が起こるなんてこの時の私は知らなかった。
そっと外を様子を伺うため隣の部屋に音を立てずに入る。
その部屋は"お客さん"の寝室部屋で襖を開けると外に繋がる。私は迷わず外に行く。
「こら善逸！!!」
急に少年の綺麗な安心できる声が耳に聞こえた。さすがの私もビクッとなる。
とっさに近くにある木の影に隠れそっと声のした方へと目線を向ける。
そこには3人の少年がいた。
先程の声の主であるだろう少年は私と同じ赤い瞳をしていた。
私は目を見開く。
感情移入はしてはならない。だけどどうしてもその少年が気になってしまった。
私がボーとしている間にその少年達はひささんに連れられて中へ入っていった。
「妖怪だよ。炭治郎。あの婆さん妖怪だ」
急に耳元に響く汚らしい高音の声が聞こえる。
「速いもん。異様に。妖怪だよ。」
私は驚き部屋を見る。そこにはいつの間にか入ってきた先程の少年達がいた。
これはまずい。
「妖怪婆…」そこまで言っていたタンポポ頭の少年の言葉を重ねるように赤い瞳の"炭治郎"と言われていた少年の拳がゴチンと当たる。
痛そ…。
私が"善逸"と言われていたタンポポ頭の少年に同情していると赤い瞳の少年が私がいる方へと目線をうごかす。
えっバレた？
そんなハズない。ちゃんとあの人達から見えない場所にいる。
相当五感が敏感じゃ無いと私が居ることじたい分からないはず。
私はバクバクと音がする心臓をおさえた。するとゆっくり''炭治郎''が口を開いた
ラッキーアイテム
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西 - この方角に福があるはずです
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ラッキーキャラクター
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翼推し - 続きが読みたいです (2023年2月19日 10時) (
レス) @page43 id: eb3896f694 (このIDを非表示/違反報告)
sera - 続きが気になります！更新頑張ってください！応援してます！ (2021年12月29日 9時) (レス) @page43 id: 6da08a0d8c (このIDを非表示/違反報告)
Lua - 面白かったです！早く続き読みたいです！ (2021年8月11日 8時) (レス) id: 7cef825e60 (このIDを非表示/違反報告)
★MIRAI★(プロフ) - いちご大福さん» おっいちご大福さんっ！今すぐ見に行きますねっ！楽しみですっ！ (2020年8月6日 17時) (レス) id: e32b3d7751 (このIDを非表示/違反報告)
いちご大福 - 初投稿してみました｡kz事件ノート、ミステリアスで作者いちご大福になっています。時間があったら見てください！！Σ(×_×;)! (2020年8月4日 15時) (レス) id: abab5bea9a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：＊MIRAI＊ x他2人 | 作成日時：2020年5月28日 10時
