第2話 まさかまさかの・・・・ ページ4
私はゆらちゃんと同じ1年3組だった。
ざっと自己紹介をし終え、席につくと、興味深々の女子や男子が大量によってきた。
転校生というものが珍しいのだろう、目をキラキラさせながら、色々と聞いてくる。
私は、答えたいものだけ答え、後は適当に流しておいた。学園生活を楽しみに来たわけじゃないのだから・・・
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教室の窓際で何やら盛り上がっているグループを見つけた。
あ、ゆらちゃんも参加するみたい・・・てことは、妖怪関係?
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『ゆらちゃんって呼んでもいいかな?』
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さりげなく近づいていってみると、天パの男子が身を乗り出してきた。
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?「君、妖怪には興味ないかい?」
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よし、食らいついてきた。私はいかにも興味がなさそうに返事を返す。
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『・・・妖怪?』
?「そうだ、妖怪だ!!実は今日、ボクの家で我ら清十字怪奇探偵団の集会を開くのだが・・・来てみないか?・・・ああ!ボクの名前は清継だ。よろしく」
『よろしく、清継君。・・・私、妖怪とかお化けとか興味あるんだー。付いて行ってもいい?』
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少し、見上げるようにして言うと清継君は快くOKしてくれた。
さあてと・・・始めますか!!
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作成日時:2013年8月20日 9時