救済と破壊2 ページ5
突然倒れた咲羽に驚き、四神が必死に呼びかける
紅羽「主!主!!しっかりして!!」
蒼空「主、どうしたんだ!?」
黒夜「目を覚まして!主!!」
白恋「しっかりして下さい!主!!」
琥珀「主!しっかりしろ!!」
必死の呼びかけで目を覚ましたのか、
咲羽が起き上がる
しかし、その目に光はなかった
咲羽の様子に戸惑うが、その間に咲羽は行動を起こしていた
距離を離した咲羽は空いた範囲で魔法陣を展開した
そして、魔法陣から何かが出てくる
魔法陣から出てきたものは…
白恋「!キューブ…?」
白恋が「キューブ」と呼んだそれに、四神は心当たりがあった
この「キューブ」は「D.Gray-man」
通称「Dグレ」という作品をアニメで知ったときに、
その作品内で興味深く惹かれたもの…
「イノセンス」と呼ばれる「神の結晶」とも言う謎の多い物質にして、
不思議な力を帯びた「ノアの一族」や「AKUMA」と呼ばれる存在を
殺す力を持つ原石が総数109個眠ったキューブが出てきたのだ
しかし、第一期のDグレしか見ていなかったが、
情報は理解出来る範囲は理解していた為四神は知っている
公式の世界ではノアの一族の手でイノセンスは相当数が破壊されて、
最後に情報を得た時には41個がヘブラスカの元に回収されている
公式では適合したイノセンスを除いても41個、
なのに何故109個の元通りの個数でイノセンスがキューブの中に
眠っているのか…
それは、咲羽の固有能力で契約した能力の一つである
「始まりの譜面」を新たな「設定」にて自身の力にしたことが理由である
「始まりの譜面」を新たに「設定」した力で、
イノセンスの情報を得た事により、
咲羽は109個あったという情報を基に、
イノセンスの眠ったキューブを
しかし、キューブ含めたイノセンスはDグレの世界みたいに
AKUMAやノアの一族、ましてや黒の教団が存在するわけでは
なかった為にとある空間に保管という形で、咲羽と四神で管理していた
なのに、何故キューブを出したのか…
そして、咲羽の身に何が起きているのか…
長い
フォン
四神「!」
咲羽「呼ばれし世界へ…」
咲羽がそう呟くように唱えると、室内が光に包まれた
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作者名:神城イサナ | 作成日時:2018年12月11日 13時