光と闇4 ページ7
頭目「三組織が全員潰れるなら好都合。
とどめを刺せ」
陽月(コクッ
陽月が手を翳して砲撃を放つと、組織員も奪った異能力で攻撃を仕掛けた
もう駄目だと皆が思った瞬間
ジャラララッ!!
全員「!?」
陽月以外の敵組織の人間が突然現れた多数の鎖に巻き付かれた
中也達には何も巻き付いておらず、陽月にも何もない
頭目「おい人形!この鎖を外せ!」
陽月「………」
陽月が無表情で頭目を見る
先程までの何も映っていない目ではなく、
頭目を目に映して怒りの感情を宿していた
陽月「アルバ、ニグルム」
シュンッ
アルバ「ようやく呼ばれて相見参☆」
ニグルム「この状況で☆を付けるのはウザいです」
白銀の髪の男と黒髪の女が現れた
アルバ「えぇ〜、別にいいだろ?
ようやく俺達を呼んでくれたんだぜ?」
ニグルム「マスターの心が殺されていたら仕方ないでしょう。
まぁ、言い合いしている場合ではありませんね…
マスター、指示を」
陽月「……鎖に巻かれている奴らを、生かす事も殺す事もするな」
その姿からは想像出来ないと思うくらいに、
陽月の口調は男勝りな上に普通の人間では出来ない指示を淡々と口にした
ニグルム「御意」
アルバ「了解だ、マスター!(ニッ」
アルバとニグルム…そう呼ばれた男女は確信的な返事をした
陽月「曲名<カンタレラ>〜〜♪」
陽月が低めの声で歌い出すと同時に、
二人は武器を持って動き出す
ザシュッ!! ザンッ!!
頭目「な、何故…何故命令に逆らう!?」
ニグルム「貴様のような人間にもなれていない醜い奴が、
私達のマスターを完全に支配出来ると思っていたのか?」
アルバ「お前らもアイツらも、マスターの心を殺した時点で終わりなんだよ。
要はあれだ…お前ら全員生きる事も死ぬ事も
許されなくなったってやつだ」
「ふ、ふざけるな!
人形は人形らしく操られていれば良いだろう!?」
アルバ(刺
「ぐあっ!」
アルバ「お前らレベルがマスターを語るな」
ニグルム「数が面倒ですね…アルバ、一気に決めますよ」
アルバ「ああ…流石にムカつくからな」
陽月の歌は終盤寸前
アルバ・ニグルム「
ザンッ!! ギュルルルルルッ
頭目「た、助け…!」
頭目の助けを乞う台詞も言い切れず、突然頭目たちが倒れた
それを合図に鎖が外れて床に打ち付けられる頭目たち
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作者名:神城イサナ | 作成日時:2019年2月15日 0時