前世の再会5 ページ6
宇随
「あの真っ黒なヤツと戦ってた現場は、俺も見てたぜ?」
希鈴
「……は?」
唐突にそう言った天元は、目撃者2だったらしイ
希鈴
(天元が一緒に居たから記憶が消えなかった…?
いや、あむにも影響する程とは思えな、い……)
ちょっと待テ……なんで天元が居る空間で『×たま』の話を…?
疑問そうな顔をしてない上に、普通に話に参加していル
『×たま』ではなく『真っ黒なヤツ』と呼んだのは…
―――シャドウサーヴァント?
記憶が消えてない訳じゃなくて……改竄されてるのカ?
じゃあ、ガーディアンに勧誘されてる理由って……
希鈴
「―――…そういうことカ(溜息」
記憶操作はできていたガ、
間違えて『消去』ではなく『改竄』をしてしまっていたのだろウ
あの時、対策より耐えることに意識が集中してたかラ……
希鈴
「チッ、やはりあの状態では無理があったカ……」
空海
「き、希鈴…?」
希鈴
「ん?」
空海
「その、さ……キャラ持ちってことでいいのか…?」
希鈴
「隠しても無駄になったから答えるけド―――肯定だよ」
なぎひこ
「今まで知らないフリしてたの…?」
希鈴
「うン、知らないフリして過ごしてたんダ。
ただし、完全に不干渉だった訳ではないけどナ」
あむ
「どういうこと…?」
希鈴
「―――『×たま』対処、陰ながらガーディアンのサポートをする」
唯世
「え…?」
希鈴
「この対価たる条件を呑むことで、私は好きに行動出来たんだヨ。
私からは「ガーディアンに所属しない」ことを条件にした上でネ」
りま
「…支えてくれてたなら、どうして言ってくれなかったの…?」
ガーディアンは気になっているらしイ
でも、そんなの単純な答えダ
希鈴
「コッチはコッチで事情があるんだヨ。
あァ、先に言っておくけど……干渉や探りはするなヨ?
そんな事をしたら、オレでも対応が難しいからサ(微笑」
子供が相手だから多少は大丈夫だろうけド、
一生のトラウマを植え付けられるよりはマシだと思いたイ
司
「…やっぱり、ガーディアンには所属しないのかい…?」
希鈴
「しませんよ。
オレも忙しい身な上、怖い思いはしたくないので…(苦笑」
「これ以上自分の時間を割かないでほしい」
と、何度も言われては破ってお仕置きを受けるエンドレス…
普通に怖いから、可能な限り守りたいという理由であル
続く (更新停止中)
お気に入り登録で更新通知を受け取ろう
←前世の再会4
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 4人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：麗月 | 作成日時：2020年6月19日 3時
