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従兄と撫でる ページ38

「あっ、A!?久しぶり!!」


「そんな大きな声出さなくても聞こえるんですけど。てかうるさい」


「従妹が冷たい。及川さん悲しい」


「黙れ」




これだからやだったんだ、徹に会うの。




「おー、Aじゃねぇか。久しぶり」


「あ、一兄(はじめにい)!?久しぶり!!」


「何この差!何で従兄の俺には付けないで、他人の岩ちゃんに『兄』付けてるの!?」


「・・・行いの差?」


「酷い」




そうだ忘れてた、徹に会うって事は一兄に会えるって事なんだ。


一兄に頭を撫でてもらえて満足です、今までの暗さは何だったのってくらい。




「あーあ、私徹じゃなくて一兄の従妹が良かった」


「・・・泣いていい?」


「あっちでね。迷惑かけないで」




容赦なく言ったら、本当に涙目になってた。








「和帝、従兄って青城の主将だったのか」


「はい」


「血の繋がりを疑うくらい性格似てねぇな」


「私も、アレが従兄なんて信じたくないです」


「でも顔は似てる」


「分かる、目とか鼻な」


「そうですか?」


「おう」




ええー、そう?




「まあとにかく、是非勝って下さいね。負けたらうるさいんで」


「言われなくても」


「頑張って下さい」


「おう」




わ、夜久先輩にも頭撫でてもらっちゃった。

松川先輩と国見君→←2日目と心の準備



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一般人 - うるさいだけで文句つけに行くのは考えにくいかな。せめて、自分の席の周りで騒がれてたとか、誰かが困ってたから助けたとかならまだしも、うるさいからだけの理由はちょっと無理やりすぎる気がします。あくまで個人的に感じただけなので、あまり気にしないでください。 (2019年3月30日 0時) (レス) id: 363d66e5a4 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ゆず x他1人 | 作成日時:2018年8月20日 23時

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