107.始動 ページ36
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御幸「引退していった3年生たちには申し訳ないけど、自分たちにはもう一年、リベンジするチャンスがあります。
やるからには結果にこだわりたい。」
A「……ふぅ______...」
御幸「勝つことにはとことん貪欲でありたいと思います。」
もう甘えるのは終わり。
御幸の挨拶を聞きながらそう考えた。
御幸「てことで、言いたいことは全部言うつもりなんで覚悟しといてください。」
A「フンっ!」
と、自分の頬を両手で思い切り叩いた。
唯「ええ!?」
春乃「A先輩…!?」
幸子「なになに、どうしたの」
A「今の自分、無敵な気がする。私頑張るよ。」
この一言に3人は一瞬黙ったけど、
幸子「今更すぎ!」
唯「当たり前でしょ!」
春乃「頑張りましょう!」
と、肩を組んできた。
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御幸がキャプテンに、
俺とゾノが副キャプテンに就任し
俺たちの代が回ってきた。
御幸「それじゃあアップから〜」
御幸の挨拶が終わってアップに入ろうとすると、
A「えーーー!?何ぃーーー!?
キャプテン聞こえなーーーーい!!!!」
Aがすげえでけえ声を出した。
「「「!?」」」
御幸「へ」
意外なところからの野次に大人も、部員も1年を中心に驚いており、
御幸の目も点になっている。
そんな御幸を見てニコニコとしているA。
A「もう1回言ってくんなーーい!?」
ヒャハッ、おもしれえ
2年もマネージャーも数人笑いを堪えてるし、
監督や副部長ですら肩が震えている。
ゾノも俺と同じことを思ったようで
前園「そうやぞ!!聞こえんなあそんな声じゃぁ!!!」
と、悪い顔をして言っていた。
A「はーーーやーーーくーーーーー!!
時間もったいないよーーーー!!!」
あの御幸限定小悪魔は楽しそうに野次っている。
御幸「まずはアップー!!!!声出していこうぜ!!!」
当の本人は真っ赤な顔して大声を張り上げた。
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前園「おらキャプテン!」
倉持「もっと声出せ!!ヒャハッ!!」
御幸「やりずれぇ!!」
A「キャプテン顔赤いよー!!」
御幸「それ関係ねえだろ!!!」
Aも仕事をしながら野次を飛ばしてくるが、
それは八割お前のせいだぞ。
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ゆかり(プロフ) - 汐音2号機さん» こちらこそよろしくお願いします (2020年7月21日 22時) (レス) id: 9654438337 (このIDを非表示/違反報告)
汐音2号機(プロフ) - ゆかりさん» ありがとうございます!これからも順に投稿していくので、何卒よろしくお願いします:-) (2020年7月21日 19時) (レス) id: e21875e94a (このIDを非表示/違反報告)
ゆかり(プロフ) - はじめまして!展開が気になります! (2020年7月18日 10時) (レス) id: 9654438337 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:汐音2号機 | 作成日時:2020年6月27日 3時