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真選組動乱篇/頼み ページ8

「お前……ひょっとして……」




声を上げる銀時に、土方は紫煙を吐き出しながら「やれやれ」と言った。




「最後の1本吸いに来たら……目の前に居るのが……よりにもよって、てめーらたァ」




上げられた顔は苦しそうだったけれど、トッシーの時とは矢張り違って、目に力があった。




「俺もヤキが回ったもんだ。まァ、いい……コイツで最後だ……ワラだろうが何だろうが、すがってやらァ……」




覚悟を決めた様に言うと、銀時の顔を見る。


散々いがみ合ってきた、ちゃらんぽらん。




「いいかァ、時間がねぇ。1度しか言わねェ……てめーらに……最初で最後の、頼みがある」



















「まさか……伊東の奴……奴等と手を結んでいたなんて」




ハァハァ、と荒い息を吐き出しながら、山崎は走っていた。




「副長に……早く……副、」




その目の前に、人影が立ち塞がる。



















「頼……む。真選組を……俺の……俺達の真選組を」




あの土方が、頭を下げた。


煙草が、コロッと地面に落ちた。




「護って……く……れ」



















青い髪に、サングラスをかけた男。


その刃が、山崎を貫いていた。

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(プロフ) - なるほどです!ありがとうございます! (2019年12月17日 18時) (レス) id: d4e761c72f (このIDを非表示/違反報告)
ゆず(プロフ) - 哀さん» すみません! 次巻は用意をしただけで、まだ1ページも書けていないんです。でき次第すぐに公開します (2019年12月17日 16時) (レス) id: e1a0e02e53 (このIDを非表示/違反報告)
アスミ - パスワード教えて欲しいです! (2019年12月17日 15時) (レス) id: 41e9138099 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - はじめまして!とても面白かったです!次の作品も読んで見たいのでパスワードを教えて頂けると嬉しいです! (2019年12月16日 16時) (レス) id: d4e761c72f (このIDを非表示/違反報告)
ゆず(プロフ) - %さん» 結構長いのに、2日で読んで下さるなんて…! とても嬉しいです。頑張ります! (2019年12月15日 22時) (レス) id: e1a0e02e53 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ゆず x他1人 | 作成日時:2019年11月29日 17時

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