異食癖【スカラビア寮】

Kalim side ページ24

Aがマジカルペンを食べかけたって聞いた時、

オレは自分の耳を疑いそうになった。







それに、

寮はともかく、

学園内の道を全部忘れちまうって

本当に驚いた






　

あの夜の熱で記憶がすべてふっ飛んだのかな








Aが一人で頑張って覚えるとか言い出して

大丈夫なのか？

って心配になった。







オレ、別に迷惑だ、なんて思ってないのになぁ

困っている人を助けるのって

楽しいだろ？





やっと体が回復しているのに自分で全部やろうなんて、


そんなに抱え込まなくていいのにな


.....もっと、オレに頼ってもいいのに


でも、

Aの言う事も尊重しないといけない感じがして



　



少し、寂しいな



なんて









その小さな肩に手をのせて





「無理はすんなよ！分からなかったらいつでも聞きに来ていいぜ」





とオレは言った。



　
すると彼は嬉しそうに笑って礼をする
　
それに釣られてオレも笑った。



そう言や、Aは今日ずっと外に出ていないんだよな





　
一日中一人だったみたいだから

退屈じゃなかったのか？




何か一緒に遊びたいな。

Aを楽しませたい




オレとマンカラ遊んでみないか？

って誘って、

一緒に談話室まで向かった。






　今日トレイン先生から宿題があったような...


分からない所があるからあとでジャミルに聞きに行こう！



先にAと遊んでからにしよう！





　


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【自分の事後回しにして他の人と楽しむのがカリムさんなのかな....っと..


私は思っています(←出てくんな作者】



どうしても言いたい事がありまして!
本っっ当に読んで下さって登録とか評価を推して下さってありがとうございます！

今日正直3000hitまで来るとは思わなかったです




登録者数も余裕に20人超えていてびっくりしました。

不束者ですがこれからもよろしくお願いします。

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