文豪と恋物語２

シアワセのツクリカタ＊2 ページ38

あの後ちょうど姐さん(紅葉さん)が帰ってきて
『あんまりしつこいと嫌われるぞ』
と言ってくれたので1人で来ています

貴『ふんふんふん』

わけのわからない歌を口ずさんで歩いていると

貴『ッ……』

ふと頭が痛くなる
ぐわんぐわんする頭を抱え路地裏に

貴『こんな事ならお兄ちゃんとくればよかった』

薬もない

ケータイも置いて来た

どうすれば

貴『はッはッ……』

息も上がって来て苦しい

太『大丈夫かい？』

貴『太宰……さん？』

太『よしよし苦しかったね』

優しく背中をさすられる
初めて会った時もこうしてくれましたよね

貴『ありがとうございます、少し落ち着きました』

太『Aちゃん』

貴『はい？ええっ！』

そう

太『安心した？』

太宰さんが私の手を握りしめていたんです

暖かくて

まるであの日お兄ちゃんが雨の中握りしめてくれたみたいに

親に捨てられ泣いていてお兄ちゃんは私を
抱きしめてくれて

お兄ちゃんとして私を大切にしてくれた
それくらいあったかい

大切な人に抱きしめられるっていいなぁ

太『Aちゃん？』

そして太宰さんと会った時一目惚れして
その相談にものってくれたお兄ちゃん

私が失敗すると慰めてくれてこうして手を握りしめてくれた太宰さん

あの日、捨てられた日

シアワセなんてない

神様は不公平だと思った

けどね

こうしてお兄ちゃんや太宰さんに会えて本当によかった

太『ねぇ、Aちゃん
私君の事がす き なんだけど』

貴『……！私もで、す』

神様は不公平じゃないんだ

こんな素敵な出会いをありがとう


no side

あらあら

感謝されるって嬉しいですね

おや、お兄ちゃんが泣いてますよ

妹ちゃんのこと好きだったんでしょう

でもきっと妹ちゃんが幸せなら
それでいいのでしょう

もちろんLoveですよ

きっとお兄ちゃんにも素敵な出会いがあります

だってそう、この本に記してありますからね

しかし運命とはわからないものです

おやお兄ちゃんが妹ちゃんを抱きしめていますよ

ドレス似合いますね

貴女にも幸せが訪れますように




＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
gdgdだよぅーーー！
もう本当に駄作者でごめんなさい！
わけわかめだし！片思いシーンないし！

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本当にすみません！

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