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智side
これは相当我慢してたなぁ。
智「部屋出るか？」
メンバー内しか知らないこと。
翔は僕の恋人。
んふふ。笑
翔「ぐずっ.....」
智「ん？動けない？泣かないで大丈夫だよ。みんないるからね。」
翔が熱を出すことは珍しくない。
だけど、今回のはそうといよ。
既に泣いちゃってるし。
とりあえず人がいっぱいいるから出たいんだけどね...
動くのもきつい翔に俺らは悩んでる。
菊池「あの、大丈夫ですか？お手伝いします。」
智「おっ風磨か。」
後輩くると責任感感じちゃうよな...
智「んじゃあ、体温計貰ってきてくれる？」
風磨「はい！」
松潤が家から持ってき忘れた体温計を風磨にお願いした。
音なって目立つけど...まぁいいか。
智「冷えピタ帰るぞ？」
具合悪いと自分のことに精一杯になっちゃうか小さい声だと翔には届かない。
さっき貼ったばかりの冷えピタは既に役目を果たしてる。
翔「っ.....」
智「ごめん、ごめん。冷たかったな。」
長瀬「会議1回止めるか？」
智「長瀬くん...」
ここで止めたら翔は自分を責めるだろうし...
だと言って会議中にドタバタやってるのも迷惑だし...
長瀬「ちょうど1時間だしみんなも疲れたろ。休憩入れるぞ！」
智「すみません。」
長瀬「それより翔は大丈夫か？」
智「はい、まぁ何とか.....。笑」
だいたい休憩に入ったらトイレいったり飲み物買いに行ったりするんだろうけど、みんな一切に翔の周りに集まってきた。
そんなんじゃ翔がパニック起こしちまうじゃないか...
風磨「持ってきました！」
智「ありがと。翔ちょっと入れるぞ？」
随分経ってやっとなった体温計の表示は
『40.5』
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作者名：柚翔南 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/personal.php?t=citrusfruit1
作成日時：2019年6月13日 22時
