私のこと好きですか?【名前変換オリジナル】

(37)貴方side. ページ38

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A「………｡」

柚樹「………｡」


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休み時間｡

廻りはｻﾞﾜｻﾞﾜと騒いでる中､


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私はずっと､

無言でｼﾞｯ､と椅子に座っていた｡


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まぁ､

柚樹くんと話す訳もなく―…


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と､その時だった｡


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柚樹「葛城さん｡」


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いつもみたいに冷静な感じで声をかけてきた｡


…此方は意識しまくりなんですけど―…


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A「……ん､何｡」

柚樹「あのさ､返事まだ？」

A「…え､もう…？」


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そういうと

柚樹くんは､ﾆｺｯ､と微笑んで


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柚樹「深く考えないでって言ったでしょ？」


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やっぱり､冗談なの？


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A「そう､は言っても…｡」


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だったら私､

泣いちゃうよ？


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大好きだから｡


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柚樹くんのあの告白が本気なら､

私､迷惑でも…柚樹くんの気持ちに答えてもいいかなって｡


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ちょっとでも

揺らいだ私の気持ちが無駄になるってことだもん｡


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もし､冗談なら…今言って｡


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私の気持ち伝えてから

「冗談」だなんてやめてよね｡


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A「……っ…じゃ､あ…言うね…？」


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私､ちゃんと言うから｡


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だから､


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柚樹「いいよ｡」


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今更

冗談なんて､許されないんだからね―…？


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