私のこと好きですか?【名前変換オリジナル】

(12)貴方side. ページ12

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ｷｰﾝｺｰﾝｶｰﾝｺｰﾝ...


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放課後､下校のチャイムだ｡


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私はﾄﾝﾄﾝ..と階段を降りて玄関まで足を運ぶ､


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すると､

後ろからﾄﾝﾄﾝ､と肩を叩かれて…


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後ろを向けば｡


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？「ねぇねぇ､葛城さんだよね？」


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ちょっと男の子にしては小さめな男の子がたっていた｡


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「そうですけど？」って首を小さく傾げたら


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？「ふふ､噂通り可愛いお顔ですね？」


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なんて言ってくる､

何この子､もうクソガキって呼んでもいい？


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この人も顔なのー…？


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？「あ。大丈夫､俺は顔目当てじゃないから(笑)」


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そういって笑う貴方に「あっそ」っと冷たく返事を返す｡


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？「んもー､笑ってよ､スマイルスマイルー！」

A「で!! 貴方は誰なんですか？」


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先ほどから

失礼な男の子､名前を名乗ろうともしなかったので私から聞いた｡


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？「あぁ､俺ね､俺は……


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優樹｡ 榊原優樹｡」


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"さかきばらゆうき"


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全く聞いたことない名前だ｡

柚樹くんみたいに転校生なのかな？


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A「転校生ですか？」

優樹「んまー、そんなところ(笑)」

A「それでご用件は｡」


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さっさとしろよ、帰りたいんだよ｡っていう視線を送る私｡

「わかったよ(笑)」ってへらへらしてる…


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むかつく｡


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優樹「で、用件ね？葛城さん｡


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俺と…


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俺と､付き合ってください。」


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……はい？


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今､なんていいました？


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私の聞き間違いだよね？


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もし､仮に聞き間違えじゃないとしたら…


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『俺と付き合ってください』


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