私のこと好きですか?【名前変換オリジナル】

(11)貴方side. ページ11

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先生「で…ｷｰﾝｺｰﾝｶｰﾝｺｰﾝ…っと､授業は終わりだ､号令｡」


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委員長「起立､気をつけ､礼」


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「ありがとうございましたー！」


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ー ｶﾞﾀﾝｯ､


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A「…ふ……､ん…？」


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気が付けば私は寝ていて､

今起きたらしい｡


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当たりを見渡せばみんなガヤガヤと遊んでたり喋ったりしていた｡


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にしても…


眠いなぁ…


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私は睡魔がまたおそってきて

机に伏せて寝ようとした……その時､


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「ていっ」


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ﾊﾟｼﾝｯ､と誰かの手で頭を思いっきりたたかれた｡


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A「いったぁ…ｯ…」


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少し涙目になった目を擦り

起き上がる｡


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そこには……


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柚樹「こら､君授業中寝てたね(笑)」


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ははっ、と笑う柚樹くんがいた｡


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A「…んもー､痛いからやめてください!」


柚樹「ごめんなさいって､でも寝てる葛城さんが悪いよ｡」


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…う…

ごもっともで…｡


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A「でも…だからってあんな強く叩くことない…」


柚樹「はは､俺結構弱く叩いたつもりなんですけどね?(笑)」


A「えっ､絶対嘘!! 痛かったもん!」


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…「ごめんね？」って可愛く首を傾げるから思わず

「いいよ」なんて言ってしまった｡


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皆地味とかいうけどね？

そんな子ほどいい人なんだよ？可愛いんだよ？かっこいいんだよ？


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それを知らない皆は損してると思う｡


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それにしても…


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A「ねぇ､さっき"ていっ"､っていったの柚樹くん?」


柚樹「うん､そうですよ?」


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ﾌﾌｯ､って笑ってしまう｡

口元が緩んでしまった｡


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だってね？

可愛かったんだもん(笑)


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柚樹「…わ､笑わないでくださいって…//」


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ほら､そうやって顔真っ赤にするから…

余計可愛いって思っちゃうでしょ?(笑)


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A「ごめんなさい､ちょっと可愛かったもんでね?(笑)」


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ちょっとだけからかってみた｡

そしたら､ﾑｯってなって


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柚樹「…いい加減にしてくださいよ…ｯ//」


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っていって顔を逸らす｡

「ごめんね？」って何度も謝って謝って…


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そうやって貴方とじゃれあうのが楽しかったの｡


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あの人が
現れるまでは

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