18話 ページ19
そんなことを思いながら溜息をついていると、店長が話しかけてきた。
店「ねぇねぇ悠君!今からシェアハウスの説明するね!」
『あ、うん。お願い』
96「片付けはあとでわしが手伝うよ!」
とドヤ顔で言う96。
アイツがやったら余計に散らかりそう...まぁそんな気持ちを押し込めてプラネタリウムの電源を切る。
そして外に出た。
店「ん〜じゃあまずはお風呂の説明からだね!」
と俺は96と店長に手を引っ張られながら浴室へと向かう。
浴室は一階の一番奥の一個手前の部屋だ。
一応男女別々になっていて、露天風呂もあるらしい。
トイレは個々の部屋に一つと各階に一つずつ設置されているらしい。
96「んで、ここが録音室だよ!」
録音室は二階の階段上ってすぐのとこ。まぁ各部屋から近いほうのが楽だもんな...
因みにここの家は全ての部屋、階が防音になっているらしい。
なんつー金持ちなんだよ...
店「で、ここがさっきも来たと思うけどキッチンね!」
『ちょ、ちょっと待って。店長』
ん?なぁに?と可愛らしく首を傾げる店長
『ここ、無駄に広すぎない?』
ホント、電気代や食費。水道代、ガス代。其の他諸々どうしてんだよ......って言いたくなるくらいだ
それに気が付いた96はニコッと笑うと、爆弾発言をしてきた。
『は?今、な、なんて?』
96「だから〜!アンさんは沢城カンパニーの御曹司で跡継ぎでもあって、この家もその寄付金で建っているようなものなの!」
本当に金持ち居たし...
ってか沢城?!え?
『沢城ってあの、ホテルや遊園地を経営してる?』
96「うんうん」
『ゲームも開発してるあの沢城家の御子息?!』
はぁ?!マジの金持ちだったのかよ...
俺が驚いていると店長は苦笑いをしていた。
店「僕も最初はびっくりしたよ〜w 当時その会社のゲームやりこんでたからねww」
でも皆は裏ワザとかチートとか知っててさ〜w
と笑いながら言ってる店長
てか、歌い手ってすごいな...
その点俺はどうなんだよ...
容姿平凡、貧乏人のヒキニート....
96「えっ?!何でいきなり泣き出すの?!」
『うっせーな!ほっとけよ!』
何か凄い心のダメージを受けた気がする...
と俺が一人でいじけていたら玄関が開く音
店「あ!まふ君おかえり!」
240人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「歌い手」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ぴめん - 更新頑張ってください! (2020年8月2日 8時) (レス) id: e51262cf91 (このIDを非表示/違反報告)
MILK(プロフ) - ゆきなさん» どうしましょうかね〜?(真剣) ありがとうございます!そして、返信遅れて本当にすみませんでした! (2019年6月19日 18時) (レス) id: 30c9b13bf8 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきな(プロフ) - まふ君のお母さんだっけ?ニコッ…どう処分しようかな(真顔)…ンフフこれからも無理せずに頑張ってください! (2019年6月10日 0時) (レス) id: e7791cc44f (このIDを非表示/違反報告)
黒希輪廻(プロフ) - 大丈夫!?ゆっくり休むんやでー? (2019年6月8日 12時) (レス) id: 4f06722720 (このIDを非表示/違反報告)
カシオレ(プロフ) - HIBIKIさん» ありがと やって〜ミルじゃなくてごめんな〜 (2019年6月4日 17時) (レス) id: 39bdc0748d (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:MILK x他1人 | 作者ホームページ:
作成日時:2019年4月27日 16時