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39小節目_G ページ9

返事を待つ時間は、そう長くはなかった。


『懐かしいね、ちゃんと覚えてるよ』

『私は元気だよ。七草くんこそ元気？』


覚えててくれたことに胸を弾ませ、華恋の近くで感染者が出ていないことにほっとした。



『私、そっちの高校を受験するんだ』



今のままだといつ帰れるか分からないけど(笑)


なんて、華恋は茶化して返してくれた。


たった15分で会話は終わってしまったけど、

華恋が福島に帰ってくると知ることができて少し心が軽くなった。

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設定タグ：吹奏楽 , 短編 , 小説   
作品のジャンル：恋愛, オリジナル作品
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作者名：かふぇもか | 作成日時：2020年12月21日 19時

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