ああもう【そらちぃ】 ページ3
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私の彼氏であるひげちぃもといそらは
毎日私を求めてくる。
ゆうべもすっごく、
激しかった。
今日はパシッと言ってやるんだ。
寝顔はこんなにかわいいのになあ。
あ、またひげ生えてきてるな。
「ちょっと…。ひげちぃ、そら大丈夫…?」
「…ん。」
「そら?起きてたの?」
「んーん。今起きた。」
掠れた声でそう言いながら、私を抱き寄せる。
この掠れた声が、とてもとても好きだ。
まぁ、だからといって
毎晩シたいわけじゃないし。
「ねえ、そら?」
「んん?」
「毎日するの、さ、やめない?」
「なんでぇ?」
「私も毎日腰痛いし、そらだって
動画に支障来すかもしれないよ?」
「支障来たしたことないし、
痛かったらAは休んでなよ。」
やめる気はさらさらないらしい。
アホだ、こいつ。
「そうは行かない時だってあるからさ。」
「じゃあその時はしないから。
それ以外はしよ?ね?」
「嫌だよ…。急にそうはいかなくなる時だって
あるかもしれないじゃん。」
なんとか反抗する。
だって毎日腰痛いもん。
「まあいいよ?Aが
俺としないで、耐えられるなら、さ。」
ああもう。まったく。
身体の相性がいいって、すごく最悪で最高だ。
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作成日時:2019年3月20日 22時