検索窓
今日:16 hit、昨日:13 hit、合計:49,340 hit

5話 ページ7






「ほー、じゃああっちの灰色と薄紫の紐を腕に巻いてるのは?」



グリムが見ている方にはアズールがいた。

アズールのことを見ているとパチッと目が合ったので、つい悪戯心が働いて彼に向けてウインクしてみた。

アズールは茹でタコのように真っ赤になって目を逸らしてしまった。


アズールは反応が可愛いから見てて飽きない。





「Aくーん?」


ケイトに呼ばれてハッとする。
そっか、今はこっちの話に集中しなきゃね。




『ごめんごめん、で、なんだっけ?』


「ははっ。丁度ポムフィオーレの話をしようとしてたとこだ。

そう、あっちのやたらキラキラしいのはポムフィオーレ寮。紫と赤の腕章をしている。」




あっ、ルークとエペルだ。2人もう仲良くなったのかな。んー……。フクザツ。



「ホワッ!超可愛い女の子がいるんだゾ!」

「エッ!?男子校なのに!?」

「アホ。男子校に正式入学した奴に女がいるわけないでしょーが。」


『エースの言う通り、あの子は男の子だよ。
男同士でも良いなら、今度紹介してあげよっか?』

「け、結構です……。」

『あはは!冗談だよ〜。』

「A先輩って、結構見た目に反してえげつねぇ冗談言うんだな…。」





うーん……。あんまし冗談のつもりじゃなかったんだけどなぁ。

まあ普通そうか。




「ま、ポムフィオーレは顔面偏差値&美容意識ハンパない連中ってことで。」

「確かに、オレ様Aのことも最初女かと思ったんだゾ。」

「あ、それ。先輩めっちゃ美人だよな〜。」


『えへ、ありがとー。

まあボクはヴィル……うちの寮長に美容のことは厳しく言われてるからね。それなりに意識はしてるよ。』


「そうそう。Aくんも超美形だし、寮長もフォロワー500万人いるマジカメグラマーだよ。」





ヴィルのことが色んな人に知れ渡ってると思うと、誇らしいし何だか寂しい。

ヴィルの美しさは世界に通じるからね。
嫉妬はするけど、近くでヴィルを見れるのはボクやルークだけだから。




「ポムフィオーレ寮は魔法薬学や呪術が優秀な生徒が多いのも特徴だ。」

「A先輩はそうなんですか?」

『うーん、苦手じゃないけど、1番はケイトと同じで占星術が得意だから違うかな。例外もいるってことで。』






6話→←4話



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (101 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
347人がお気に入り
設定タグ:ツイステ , 男主 , 原作沿い
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

林檎と珈琲豆(プロフ) - 紅さん» ありがとうございます!不定期になるかもしれませんが、面白いと思って頂けるような話を頑張って更新していきますので、これからも読んで頂ければ嬉しいです! (2022年8月6日 23時) (レス) id: 28265de769 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - とっても面白いですこういう小説待ってました!!更新楽しみにしてます、頑張ってください!!! (2022年8月6日 21時) (レス) id: 4c9728094c (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:林檎と珈琲豆 | 作成日時:2022年8月6日 16時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。