第2章 初めの出会い ページ9
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「...んっ」
何だかやけに明るくて薄ら目を開き、元凶の方を見ると閉じられていたカーテンが全開になっていた。
あれ?
昨日の夜、ちゃんと閉めて寝たはずなのに...。
眉を顰めながらもそのまま壁の方に寝返りを打とうとした瞬間、いつの間にか私の横に仁王立ちしていたお母さんが私を見据えていた。
「...彩奈。あんた夏休みだからってダラダラし過ぎ。さっさと起きなさい。」
そう言って鋭く私を睨みつけるとバタンっと私の部屋を出て行った。
「...おぉ、怖っ」
わざと大袈裟にぶるっと身震いした後、いつもの様にゆっくりと起き上がり、そのまま勉強机に向かった。
...とは言っても別に勉強をする訳ではない。
引き出しの1段目。
ここが、私の宝物の隠し場所。
3つある引き出しの中でここの引き出しだけ鍵がかかっているんだ。
何かを隠すにはぴったりなの。
すっと、静かにその引き出しを開けると、1枚の紙を取り出してまたベッドにダイブっ!!
ゴロンと寝転がりながら、その紙を眺める。
そこに描かれているのはピースしている5人の少年少女の絵。
...私が、描いた。
実は、私にはよく見る夢がある。
それは、とっても不思議な夢。
見る度に暖かい気持ちになれて、でも同時に胸が苦しくなる、そんな夢なんだ。
...まあ、起きちゃうとほとんどその内容、忘れてるんだけどね。
感覚は、覚えているから。
その不思議な夢の中で、この絵...なのか写真なのかは分からないけどこれが登場したことがあったの。
その日は結構記憶に残っていたから、急いでそれを必死に思い出して描き残したんだ。
そして、その日からこの絵に夢の中で覚えていたことを書き残すことに決めたの。
手掛かりを残しておこうと思って。
その結果、今この絵にはその人たちの名前だと思われる言葉が書き込まれているんだ。
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小四 - 感動しちゃいました。 (2022年4月30日 8時) (レス) @page8 id: a6b1297b7c (このIDを非表示/違反報告)
ゆいゆい - ゆうひ「俺お前のこと好きだよ」 忍「 ちゃんと砂原の声聞こえたんだよかった」 翼「 俺としては必ずキメるつもりなんだ」 砂原「 俺、声聞きたいって言ったろ。聞かせてよ。ひと言でいいから。」 ゆうひ忍翼の3人は恋する図書館砂原は コンビニ仮面に乗っています (2021年4月21日 21時) (レス) id: be27a6782a (このIDを非表示/違反報告)
morosu武(プロフ) - 「俺、才能なんてないよ。いろいろできるって思われてるみたいだけど、それって全部、努カの結果だから。」ハ一ト虫の翼の言葉です!がんぱってください! (2020年10月18日 21時) (レス) id: a42120e652 (このIDを非表示/違反報告)
セダム(プロフ) - morosu武さん» 似てますか!?ありがとうございます!!いや、一応意識してアーヤちゃんに似せるように書いていたんですけど、書いているうちに あれ?なんかアーヤに似てない、かも…… と不安になっていたので、嬉しいです*何とか早く仕上げていきたいです。頑張ります! (2020年10月17日 20時) (レス) id: 188dd23746 (このIDを非表示/違反報告)
セダム(プロフ) - リリーさん» やーっと小塚くんまできました〜!いや、ほんとに進みが遅い。愕然としております。翼と忍、早く登場させたいなぁ……(遠い目)もう段々寒くなってきましたので、リリーさんも体調等お気をつけ下さい。毎回コメントありがとうございます* (2020年10月17日 20時) (レス) id: 188dd23746 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:セダム | 作成日時:2019年7月31日 23時