朝 ページ6
あれから次の日。
Aの朝は早い。まだ眠りたいと嘆く身体を冷たい空気に晒す。階段を降りるとそこには先客が。
『えっと…確かフーゴさん……ですよね？…おはようございます！』
まだ話したことのなかった穴ぼこな服の彼。
「…そういう君はA、ですね。おはようございます」
どうやら彼は優しいらしい。(後に訂正される)
爽やかな声でAに微笑む。
怖い人たちばっかりじゃなくて良かったと思うAであった。
暖かいコーヒーを片手にトーストを食む。ゆったりとした時間が流れていた。
すると誰かが階段をおりる音がした。ブチャラティだ。
続いてアバッキオも降りる。
『2人共、おはようございます…！朝食出来てますよ〜』
ブチャラティとアバッキオはその時覚った。
目覚めるとダイニングに自信満々の顔で佇むAと、横で今にも怒りが爆発しそうなフーゴ。
これは……まずい。
そして2人の勘は当たることになる。テーブルに並べられたのは黒焦げのパンと得体の知れないスープ、果たしてこれを料理と呼ぶのだろうか。
しかし追い打ちをかけるように彼女は言う。
『すごく頑張ったんです!!!召し上がれ!!!』
「あ、あぁ、ありがとう、A。」
フーゴは思った。ブチャラティは紳士的だ。気遣いができる。しかしアバッキオはどうだ？。怒りかねない。
そっとアバッキオの顔を見ると、ドン引きしていた。だが安心することに口には出さなかったようだ。
「お前……料理したことあるのか？」
アバッキオが引き気味に聞く。
『あ、はい！誰かに作ったのは初めてなんですけど…』
「そ、そうか。」
2人は恐る恐る食べ始める。
しかしその表情は一瞬で一変した。
「……
「あぁ、この見た目なのにな……」
『ちょっと、この見た目なのにってなんですかｰ!?中々この料理大変なんですからね！！』
不貞腐れたようにAが言う。その姿はなんだか妹のように見えた。
その後はジョルノが起きてきた。
『あ、おはようございます！』
「…おはようございます」
眠い目をこすりながらこちらへ来る。そして出来上がったグロテスクな朝食を見るなり、え…というような反応でAを見る。
「ジョルノ、ちゃんと美味いから食べてみろ。」
「…言いましたね？ブチャラティ。」
なんだその言い方は！と怒りそうになったがここは抑えた。
その間ミスタとナランチャを起こしに行くよう言われたAは2人の部屋へと向かった。
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しらとめ(プロフ) - 晴日空あかねさん» （レス出来てなかったので再度失礼します汗）告白だなんて…(照)嬉しさの極みです…泣 頑張りますありがとうございます！ (2022年10月6日 18時) (
レス) id: a1cf89d02d (このIDを非表示/違反報告)
しらとめ(プロフ) - ドリアンさん» （レス出来てなかったので再度失礼します汗）めちゃめちゃ嬉しいお言葉ありがとうございますっ！！！更新がんばります♩ (2022年10月6日 18時) (レス) id: a1cf89d02d (このIDを非表示/違反報告)
晴日空あかね(プロフ) - え！好きです！(唐突な告白)更新頑張って下さい楽しみにしてます！！ (2022年9月28日 17時) (レス) id: e70225fc42 (このIDを非表示/違反報告)
ドリアン(プロフ) - 続きすごく楽しみです(*'▽'*) (2022年9月25日 21時) (レス) @page3 id: f43b62c151 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しらとめ | 作成日時：2022年9月24日 12時
