変わらぬ愛の先にあるもの

沖田総悟の悩み ページ14

前話回収仕切れなかった・・・すいませんんん！！！









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沖田side



最近、Aと野郎の仲がやけに親密だ。



それと同時期に、Aに男がいるのではないかという噂がたちはじめた。何でも、女らしく着飾っている姿が見られるようになったからとか。



女物の着物を着ている姿は俺もみた。姉さんそっくりのその綺麗な容姿と艶のある黒髪が、赤の着物に映えていて、双子とはいえ妹の成長に思わず目頭を押さえてしまったのを覚えている。



もし、その姿を披露したかった相手が姐さん(お妙)や女友達ではなく、男だったとしたら・・・？



ふむ。と、顎に手を当てて考える。



まあ百歩譲って俺の眼鏡にかなうような、一般の男なら良しとしよう。一発二発の拳くらいはまあ、許してくれ。



真選組隊士ならば、俺に勝てたら許す。まあそんな奴そうそうにいないが。



もし、土方なら？



・・・土方は絶対に許さねぇ。



Aと姉上を側に侍らせガハガハと下品に笑っている野郎が脳内をよぎり、血管があり得ない音をたてた。



Aの四年間、いやもっと前からの想いは側にいて嫌と言うほど感じていたし、あの気持ちが簡単に覆ることは無いということも知っている。



だから、Aに男が出来るとしたら片想いが実った可能性が一番高いだろう。



野郎は、俺が思う限り、いくら容姿が似てるとはいえAは姉上の代わりなんて思うような奴では無いと思ってる。



だがしかし！癪だ。



まだそうと決まった訳でもないのに、妄想というものは止まらないもので、考えたくなくとも考えてしまいイライラが抑制できない。



気付いたら、今日の突入はこの“俺が”流石に手荒くしすぎたな。と後から思うほど荒くなってしまっていた。

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